認知症(にんちしょう)

認知症

 

WHO世界保健統計(2010年)によると、日本は60歳以上の人口割合が29%、依然世界トップの高齢者国となっています。

また、平均寿命も男性79歳、女性86歳、男女平均で83歳と、長寿大国としても変わらず世界一です。(※サンマリノも83歳で世界一位)

 

認知症(にんちしょう)

 

さて、そんな時代、病気とは無縁で介護の世話も受けない、健康で元気な中高年の方はどのくらいいるでしょう。

わが国の認知症人口は2010年で208万人(65歳以上の7.2%)といわれており、高齢化社会に伴って今後も増加する(2030年には353万人、65歳以上の10.2%)と推測されています。

元気な働き手の人数が減少し、逆に高齢者の方が増加していく時代だからこそ、他人に迷惑をかけず、元気で長生きしたいですね。

認知症は、アルツハイマー型やレビー小体型を含む変性型認知症や、日本人に多い脳血管型認知症に大きく分けられます。

アルツハイマー型では、脳神経細胞が壊れて脳萎縮が起こることが原因と言われ、記憶や判断力・思考力の低下、失語などが先に現れる事が知られています。

脳血管型では、脳の血管障害によって起こり、不安やうつ、暴言や暴力といった症状が先に現れる事が知られています。

いずれも脳の血流量が低下した状態が考えられます。高血圧や動脈硬化、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病に注意が必要です。

中医学には「腎は骨をつかさどり、髄を生じ、脳は髄の海」という言葉があり、脳の萎縮は腎虚からくるものと考えます。そのため、予防や改善には、補腎薬による『補腎法』と脳血流を改善する『活血化法』の組み合わせがお勧めです。

また、中医学には「心は神(精神)を蔵す」という言い方があり、心に異常が起きることでも、様々な症状(不眠、不安感、動悸、健忘、うつ状態、独り言、無表情、手足の痺れ・震え、よだれ等)が現れると考えます。

そのため、前述の活血化薬や補腎薬と共に、健忘に対する漢方や化痰薬、清熱薬などを組み合わせることをお勧めします。

認知症をむやみに不安に思わず、漢方で積極的に予防や改善をしていきましょう!
詳しくは、当店にてご相談下さい。

 

 

田中薬局  脳年齢☆簡単チェック

若々しく、健康な状態を示す健康寿命、健康寿命で大切な要素のひとつが脳年齢。

脳年齢の検査には、短期記憶検査・遅延再認課題・項目再認課題・記憶リハーサル課題などがあります。

脳年齢検査のなかでも簡単な短期記憶検査をご用意いたしました。お時間のある方、まずはお試しください♪

紙とペン、時計をご用意ください。

下記の言葉を30秒間、見て覚えてください。

 

● みかん

● うなぎ

● ぶた

● 灯台

● 富士山

● 国語

● チョコレート

● どかん

● モンシロチョウ

● 缶詰

● ジャンパー

● カレーライス

● アンドロメダ

● 万年筆

● サッカー

 

画面から目を離し、メモ帳に今覚えた単語を書き出してください。

時間は1分間です。

タイムアップ後、1分間で書き出せた単語の数をかぞえてください。

いかがでしたか?
あなたの脳年齢は・・・

8個 ・・・30歳代
7個 ・・・40歳代
6個 ・・・50~60歳代
5個 ・・・70歳代
4個 ・・・80歳代

 

 

田中薬局  認知症を予防しましょう

脳がいつまでも若々しく、元気でいるためのポイントをご紹介いたします☆

田中薬局  一日一万歩
体を動かして、気血の流れを良くしましょう。
スローウォーキングや、ヨガ、太極拳など、毎日、2日に1回など、無理なく続けられる運動で、認知症を予防しましょう!!

田中薬局  友達や仲間、家族とおしゃべりをする
人の話を聞く、人に話をする、ことは脳の活性化につながります。
「へぇ~!そんなことが!」「初めて聞いたわ」など、人生いくつになっても新しい発見はあるものです。おしゃべりで認知症を予防しましょう!!

田中薬局  よく笑う
笑う門には福来る、いつの時代も、笑うことは心身ともの健康につながります。
寄席や映画、漫才、子どもの何気ない動作など、あなたのお気に入りの笑顔になれる方法で、認知症を予防しましょう!!

田中薬局  毎日文字を書く
文字を書くことは物事の認知、記憶の保持力につながります。
文字を書く機会がないので漢字を忘れたわ、という方、多いのではないでしょうか。
本や新聞の記事を写すところから始めても良いでしょう。積極的に文字、文章を書くことで、認知症を予防しましょう!!

 

認知症

 

 

田中薬局  おすすめの食べもの

脳のエネルギー源はブドウ糖で、ビタミンEとビタミンB1が脳に良いらしい、と言われていますが、一番大切なことは旬の食材を腹七分または腹八分でいただくことです。

旬を意識して、下記の食材をご参考ください。

うなぎ、青魚、小魚、白子、イワシ、さんま、まぐろ、大豆、黒ごま、黒豆、くるみ、とうもろこし、山芋、パセリ、ほうれん草、小松菜、キャベツ、ピーマン、アスパラガス、しその葉、大豆、高麗人参、柿、いちご、みかん

 

認知症

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
「ちょっと気になる不調がある」

という方も、ご来店・ご相談お待ちしております。

 

お気軽にお電話ください★田中薬局

 

 

耳鳴りめまい

耳鳴り

 

耳鳴りやめまいは、タイプが大きく分けて3つあり、それぞれのタイプにあわせて漢方薬を使い分けていきます。

 

耳鳴りやめまい

 

 

田中薬局  急性の耳鳴り

急性の耳鳴りには、風熱(ふうねつ)によるもの、肝火上炎(かんかじょうえん)によるもの、痰郁化火(たんいくかか)によるもの、おけつ血(おけつ)によるものがあります。

 

田中薬局  風熱(ふうねつ)
悪寒、発熱、頭痛、関節痛、耳がかゆいといった風邪のような症状を伴い、激しい耳鳴りが突然起こるというのが特徴です。

 

田中薬局  肝火上炎(かんかじょうえん)
イライラ、怒りっぽい、目の充血、赤ら顔、激しい頭痛、口苦感、不安感、便秘、脈拍数が多い、といった症状を伴い、突発性難聴や強い耳鳴りが起こります。

 

田中薬局  痰郁化火(たんいくかか)
むくみ、太り気味、胸やおなかの張痛、痰、大便小便がすっきり出ない、頭重感といった症状を伴い、耳が塞がったような耳鳴りが起こります。

 

田中薬局  おけつ血(おけつ)
アザができやすくなおりにくい、くすみやシミ、顔が黒ずむ、肩こり、慢性的な頭痛などを伴い、突発性難聴や強い耳鳴りが起こります。肝火上炎と現れやすい症状が異なるので原因を見極めて適切に対応することが大切です。

 

 

田中薬局  慢性の耳鳴り

急性の耳鳴りには、腎陰虚(じんいんきょ)によるもの、肝腎陰虚(かんじんいんきょ)によるもの、腎陽虚(じんようきょ)によるもの、脾胃気虚(ひいききょ)によるもの、気血両虚(きけつりょうきょ)によるものがあります。

 

田中薬局  腎陰虚(じんいんきょ)
口が渇く、ほてりやすい、午後になると体温が高くなる、腰の無力感、といった陰虚(冷ます力が足りない)の症状を伴います。耳鳴りの他にめまい、ふらつきが起こります。

 

田中薬局  肝腎陰虚(かんじんいんきょ)
陰虚が更に進行した状態で、乾燥度の高い火の症状が表れます。目が見えにくい、ふらつき、めまい、不眠、汗がでにくい、口やのどの乾燥、腰ひざのだるさや痛みなどを伴います。

 

田中薬局  腎陽虚(じんようきょ)
いわゆる「冷えのぼせ」などは陽虚(温める力が足りない)で、冷え性、顔色が白い、むくみ、頻尿、排尿困難などを伴います。

 

田中薬局  脾胃気虚(ひいききょ)
多くは過労、虚弱体質、ストレス、食生活の不摂生が起因となり、食欲不振、疲労倦怠感、手足の無力感、消化不良、下痢または軟便などを伴います。

 

田中薬局  気血両虚(きけつりょうきょ)
耳や脳に必要なエネルギーが根本的に足りない為に起こる耳鳴りで、疲労倦怠感、息切れ、かすみ目、動悸、顔色が悪く、手足のしびれなどを伴います。

 

 

田中薬局  メニエール病

回転性のめまい、難聴、耳鳴り、耳閉感が同時に起こるメニエール病・・・
「メニエル病」「メヌエル病」「メニエール氏病」とも呼ばれています。

強い回転性のめまいがなく、低音だけが聞こえにくくなるものは、蝸牛型メニエール病といい、本格的なメニエール病の一歩手前といえるでしょう。

病態はメニエール病と同じ、内耳の内リンパ水腫です。

激しい回転性のめまいが起こるため、吐き気や嘔吐を伴い、まっすぐ歩くのが難しく、トイレに這って行っても便座にうまく座ることができないので、トイレも困難になることもあります。 内耳疾患なので、脳には異常はないので、意識ははっきりしているのが特徴です。

発症は30~50歳くらいの女性に多く、厚生労働省の特定疾患に指定されている難病とされています。

 

耳鳴りやめまい

 

メニエール病は原因不明とされていますが、対処法としては、内耳のむくみをとる手法がとられます。

病院では主に利尿剤、また内耳の神経を改善する目的でビタミン剤や末梢の血流を改善する薬が処方されます。

中医学(中国漢方)では、メニエール病を発症した方の生活習慣や食生活などを聞くことからはじめます。 そこにメニエール病に至った原因が潜んでいるからです。

メニエール病を発症した方の多くに共通している点は、過労・ストレスフルな環境・食生活の不摂生が挙げられます。

漢方薬は効き目が遅くて・・・
というのは間違いです。

証にあった漢方薬を用いることで、早い改善を実感することができるでしょう。

 

イスクラ杞菊地黄丸
こぎくじおうがん

[第2類医薬品]

イスクラ杞菊地黄丸

イスクラ冠元顆粒
かんげんかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ冠元顆粒

ジメイ丸
耳鳴丸

[第2類医薬品]

ジメイ丸(耳鳴丸)

 

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
「子どもの急な体調変化に対応できる常備薬orサプリはある?」

という方も、ご来店・ご相談お待ちしております。

 

お気軽にお電話ください★田中薬局

 

 

ストレスと胃腸

ストレス

 

強いストレスを感じたり、ストレスフルな状態が続くと、「食欲不振」になったり「胃が痛い」「おなかがゆるくなる」といった症状から、胃炎や胃潰瘍、胃がんといった深刻な病気につながります。

これはストレスが起因となり、自律神経中枢の働きが低下し、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、胃液の分泌の増加や胃粘膜の生産低下などを引き起こし、自分自身を消化してしまうからです。

 

ストレスと胃腸

 

 

田中薬局  胃の病気

 急性胃炎(急性胃粘膜病変)
アスピリン系の薬を飲んだ時や、暴飲暴食などで急に胃部が痛くなったり、吐き気や嘔吐が起こります。

 慢性胃炎(慢性胃カタル)
胃もたれ、食欲不振、消化不良、胃部の痛みが頻繁に起こったり、長く続いたりしている状態です。アルコールの摂り過ぎ、不摂生、ストレス、またピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)が原因の時もあります。

 胃下垂
胃の下部が伸びている状態で、へそや下腹部のあたりまで下がってきてしまい、疲れやすい、胃もたれ、食欲不振などが起こります。

 逆流性食道炎
胸焼け、胸の痛みなど。胃液などが食道へ逆流し、食道に炎症が起こって、不快な症状が起こります。

 ウイルス性胃腸炎
ノロウイルス、ロタウイルスなどに感染することにより、嘔吐、軟便~水様便などの胃腸症状が、多くの場合、腹痛を生じながら起こります。発熱を伴うこともあります。

 胃潰瘍
胃痛、胃もたれ、胸焼け、げっぷ、嘔吐、吐血、下血など。自律神経の働きの低下により、胃粘膜が傷つけられる状態です。胃痛が続く場合は、検査を受けましょう。胃に穴があくこともあります。

 胃がん
近年、胃がんの死亡率は減少傾向にありますが、依然として、がんで亡くなる方の部位別としては、胃がんが第2位です。

 

 

田中薬局  鉄をも溶かす強力な胃酸、なぜ胃は溶けないのか?

鉄をも溶かす強力な胃酸、なぜ胃は溶けないのか?胃液の分泌量は一日に2000ml以上といわれています。
胃液の仕事は、細菌やウイルスの殺菌、有害物質の分解、及び食べたものの消化です。

空腹時はPh1-1.5ほど、食事中はPh4-5ほどの、非常に強力な酸性で、炭水化物やタンパク質、脂質を溶かして消化します。胃液の中に鉄を入れるとしばらくするとボロボロになりますが、すいかの種やとうもろこしなどは酸で解けない物質セルロースで守られている為、溶けずに十二指腸へと運ばれます。(植物の種はもとより食べられる事を想定している為と思われます)

これほど強力な胃酸が、5ミリほどの薄さの胃を溶かさないのは、胃粘膜があるからです。

胃粘膜は「食べものを食べたよ」という脳からの信号で、胃液と同時に分泌されます。また、胃粘膜自体が強いアルカリ性なため、胃酸が胃壁に触れようとしても直ちに中和されるという仕組みになっています。

しかし、何らかの原因で自律神経が乱れ、脳からの信号が正常に届かないと胃粘膜の分泌が足りない、あるいは胃酸の分泌が多すぎる、といったアンバランスが発生し、胃を溶かしてしまうことになります。

 

 

田中薬局  胃腸は脾胃

中医学では、胃など消化吸収に関わる器官を脾(ひ)と呼びます。

脾(ひ)は、統血や味覚・食欲の他、食べものを消化吸収し、栄養物や水分を体のすみずみに送り届ける働きを担っています。

そしてこの脾(ひ)の消化吸収の働きを助ける、疏泄(そせつ)の役割を担っている臓が肝(かん)です。

 

田中薬局肝(かん)には気のめぐりを調整する働きもあり、通常はストレスや過労による気の乱れも肝(かん)が調整しています。

しかし、例えば肝(かん)の機能が低下していたり、受けるストレスが多かったり、過労が蓄積したりしていると、気の流れが滞り、消化器系の脾(ひ)の働きに影響する事もあります。

滞った気が胃で発散されるとゲップに、腸へいくとおならになり、発散されずに溜まった状態では、膨満感や胸やけといった症状が表れます。

ですので「胃が痛い」「胃もたれがする」といった胃の症状全般に対して、中医学では脾(ひ)肝(かん)の両方がきちんと働いているかどうかを調べ、対応していきます。

 

 

田中薬局  胃のためにできること

胃の為には、原因を取り除くことが一番です。

薬のせいなら、薬をやめ、アルコールの多量摂取や喫煙、暴飲暴食をやめられれば良いのですが、ただ、ストレスフルと感じていても今の環境をおいそれと変えられない、という方も多いのが実状です。

少しずつ胃腸の働きを高め、胃を丈夫にし、ストレスに負けない健康な毎日を目指す為のポイントをおさえましょう!

  食事を抜かない、腹八分目で三食を食べる

  季節の野菜を、火を通してたっぷり食べる

  冷たいもの、生ものの飲食は控える

  就寝3時間前からは食べない

  充分な睡眠を心がける

  イスに座り、背筋を伸ばして食事する

  ひとくち30回は噛み、唾液の分泌を促す

  香辛料などの刺激の強いもの、味の濃いもの、添加物を避ける

  肥満と便秘は改善する

  空腹時の飲酒を避け、喫煙はやめましょう

あなたの体質や症状に合わせた漢方薬をお選び致します。

漢方薬の試飲やサンプルも差し上げております。お気軽にご相談にいらしてください!

 

 

田中薬局  食養生

脾(胃腸)を元気にするおすすめの食べものは・・・

田中薬局  脾を補う食べもの
鶏肉、牡蠣、わかめ、昆布、寒天、きのこ類、モロヘイヤ、オオバコ、キャベツ、かぼちゃ、栗、白菜、アロエ、バナナ、オレンジ、桃

 

田中薬局  ストレスを発散する
アサリ、シジミ、はまぐり、アワビ、レバー、ほうれん草、うど、ふき、たらの芽、セリ、香菜、ネギ、クコの実、菊花、柑橘類

 

イスクラ健胃顆粒
けんいかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ健胃顆粒

イスクラ健脾散エキス顆粒
けんぴさん

[第2類医薬品]

イスクラ健脾散エキス顆粒

イスクラ開気丸
じゅんぱいとうしょう

[第2類医薬品]

イスクラ開気丸

 

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
「子どもの急な体調変化に対応できる常備薬orサプリはある?」

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喘息を治そう

喘息

 

最近、子どもの喘息も、大人の喘息も、増えてきています。

喘息は、気管支などの気道が炎症などによって狭くなり、呼吸困難・喘鳴(ぜんめい)・咳、といった発作(呼吸器症状)をおこす病気です。

喘息の方は、たばこの煙、排気ガス、冷たい空気、アレルゲン、気圧変化などの刺激に過敏に反応しやすくなっています。また、運動や過労、ストレスが引き金となって発作を起こす場合もあります。

喘息で亡くなった方の半数は、適切な処置を行わなかった為、という報告もあります。

咳が続く、胸が苦しい、息が苦しい、と思ったら、軽視せずにきちんと対応しましょう。

 

喘息を治そう

 

 

田中薬局  喘息の方の気道

喘息の方の気道
喘息の方は、健康な方の気道よりも、気道粘膜のむくみや基底膜の肥厚、分泌物の滞留などによって、気道が狭くなっています。

発作が起きていない時でも、この状態ですので、発作が起きていないからといって、無理をすると良くありません。

しっかり痰をとって、むくみや肥厚がなくなるまで、時間がかかるかも知れませんが、根気よく対応していきましょう。

 

 

田中薬局  喘息の原因

現代医学ではIgE型の免疫不全症(アトピー性皮膚炎との合併がみられる)であるとの考えもありますが、非アトピーもあるため解明されていない部分が多々あります。

発症のきっかけは、たばこの煙、排気ガス、冷気、アレルゲン、気圧変化、運動、過労、ストレス、アスピリンなどによる刺激であるとわかっているのですが、どうして喘息状態になるのか、は未解決ですので、対処法として、アレルゲンを避けたり、吸入ステロイド薬や気管支拡張薬で症状や発作を抑える、といった方法をとっています。

中医学で喘息は反復性の呼吸器疾患として、古くから認識されていました。呼吸は肺の仕事(肺は気を主る)ですが、この仕事を助けるのは相生関係にあるの役割です。

つまり、中医学では←→←→の機能低下が喘息の原因と考え、対応していきます。

まず、痰といった余分な分泌液が気道に滞留してしまうことについて考えてみましょう。

運化を主(つかさど)る(ひ)の仕事は主に、食べ物を消化吸収して、栄養や水分を全身に送ることです。からあがってきた水分をは全身に流すお手伝いをします。この時、不要な水分はへと送られ、はそれらをろ過して、不要なものは体外へ排出します。

この時、が水分をうまく全身へ流せないと、痰が生じ、停滞します。また、が正常に働かず、不要な水分を排出できないとに余分な水分が溜まります。

は親子にしばしば例えられ、を養う関係にあります。

次に、「息が苦しい」呼吸困難について考えてみます。

は、宣発(吐く気を外へ上へ)と粛降(吸う気を内へ下へ)を主ります。

粛降の気は腎精となってに納まります。の働きが低下していると、の気も納まらず、呼吸が乱れて「息が苦しい」となります。

の働きが未熟な幼児や、加齢によりの働きが低下している高齢者に喘息が多いのは、発育や老化と深い関わりのある腎精が大きく関与しているためです。

はまた、の働きをサポートする役割も担っています。

よって、
 (ひ)
 (はい)
 (じん)

の働きを正常にし、全体のバランスを整えることが、喘息を治すポイントとなります。

 

 

田中薬局  発作が起こっている時・・・

 イスクラ平喘顆粒(へいぜんかりゅう)
 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
 イスクラ麻杏止咳顆粒(まきょうしがいかりゅう)
 イスクラ麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)
 潤肺糖漿(じゅんぱいとうしょう)
 五行草茶(ごぎょうそうちゃ)
 
など、症状によって適応する漢方薬で対応します。

 

 

 

田中薬局  発作が起こっていない時・・・

暑い夏の時期等に、体質改善をして根本療法を行うことが大切です。

田中薬局  肺(はい)・腎(じん)の機能低下に・・・
* イスクラ八仙丸(はっせんがん)
* イスクラ双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん:冬虫夏草入り)
など。
 

田中薬局  脾(ひ)・胃の機能低下に・・・
* イスクラ健脾散エキス細粒(けんぴさんえきすさいりゅう)
* イスクラ健胃顆粒(けんいかりゅう)
* イスクラ補中丸(ほちゅうがん)
* イスクラ勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)
* イスクラ温胆湯エキス顆粒(うんたんとうえきすかりゅう)
など。
 

田中薬局  免疫力、皮膚、粘膜の強化には
* イスクラ衛益顆粒(えいえきかりゅう)
など。
 

田中薬局  ストレス、精神的要素が強い方には
* イスクラ逍遙丸(しょうようがん)
* ミンハオ
* イスクラ酸棗仁湯顆粒(さんそうにんとうかりゅう)
など。
 

田中薬局  血行不良の方には
* イスクラ冠元顆粒(かんげんかりゅう)
など。
 

一口に喘息といっても、喘息の方、ひとりひとりの体質や生活環境、生活習慣によって、適応する漢方薬が異なります。

きめ細かいご相談にて、ひとりひとりの身体に合った漢方薬及び、養生法(食べ物や生活のポイント等)をご提案致します。

漢方薬の試飲や、貴方の体質や体調にあうサンプルも差し上げております。ぜひ、田中薬局へご相談にいらしてください。

 

 

田中薬局  食養生

薬食同源、漢方薬だけでなく、毎日の食生活も見直してみませんか?

胃腸に負担をかける動物性脂肪の多い食事や、甘いもの・冷たいもの・生ものの飲食は控えるようにしましょう。

おすすめの食べものは・・・

田中薬局  肺を潤す食べもの
レンコン、大根、白きくらげ、ゆり根、銀杏、はちみつ、ナシ、りんご

 

田中薬局  腎を潤す食べもの
羊肉、海老、山芋、黒きくらげ、黒ごま、黒豆、くるみ

 

田中薬局  脾を潤す食べもの
鶏肉、寒天、きのこ類、かぼちゃ、栗、白菜、バナナ、オレンジ、桃

 

田中薬局日常生活からアレルゲンを取り去る事には限界があります。

また、生活に制限を作ってしまったり、神経質になることでストレスが増したりします。

毎日、少しづつの工夫をして、「絶対治すんだ!!」という強い信念をもって、喘息を治してしまいましょう☆

 

イスクラ平喘顆粒
へいぜんかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ平喘顆粒

イスクラ麻杏止咳顆粒
まきょうしがいかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ麻杏止咳顆粒

潤肺糖漿
じゅんぱいとうしょう

[第2類医薬品]

潤肺糖漿

 

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
「子どもの急な体調変化に対応できる常備薬orサプリはある?」

という方も、ご来店・ご相談お待ちしております。

 

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夏冷え解消法!

冷え

 

高温注意情報が各地に発表される日本列島の夏、湿度が高いこともあり、暑い夏の日が続きます。

夏の冷えにもタイプがあります。

 

夏冷え解消法!

 

タイプにより、使用する漢方薬も異なります。貴方はどのタイプの冷えなのか、詳しくは当店にてご相談ください。

田中薬局体が冷えると・・・
血液循環が悪くなるので、生理痛が重くなったり、肩こりや腰痛、関節痛といった痛みの症状につながります。また、基礎代謝が低下するので、むくんだり、免疫力が低下したり、太りやすい体質になったりします。

体が温かいと・・・
血液循環が良くなり、気や津液(しんえき:血以外の水分)の流れもスムーズになるので、生理痛や肩こりのない病気になりにくい体、健康でトータルバランスの整った体を目指すことができるのです。

 

 

田中薬局  冷えない体は痩せやすい

冷え性は太りやすいといわれていますね。

その根拠は、人の体温は1℃下がると基礎代謝が約12%低下するといわれているからです。

女性の一日の平均基礎代謝量を1200kcalとした場合、体温が1℃低くなると一日およそ144kcalのエネルギーを消費できない計算になります。

チョコボール(ピーナッツ)1箱144kcal、
マンゴーパッションフルーツフラペチーノ(スターバックス)トールサイズ1杯144kcal、
ランチパック(ツナ&チーズ)1個140kcal
シュークリーム一個、ごはん85g、がおよそ144kcalです。

一方消費カロリーのほうは、ストレッチ60分、ウォーキング80分、入浴60分、デスクワーク110分が、約144Kcalの消費運動量です。

体温を1℃あげると、これらの摂取カロリーまたは消費カロリーが自然に代謝できる計算になりますね。

また、体が冷えると人体の構成要素である気・血・津液の流れが悪くなり、結果的に体に不要な余分なもの、老廃物が溜まりやすく排泄しにくくなります。

むくみ、セルライトの蓄積、便秘、代謝低下、そして太りやすい体、痩せにくい体になっていく、というわけです。

冷え性を改善すると女性にとっても男性にとっても良い事ばかり!

気づいた時が始め時☆
この機会に冷えない体を目指しましょう!!

 

 

田中薬局  夏冷え解消のポイント!

田中薬局  エアコンの使いかたに注意
エアコンで冷え冷えになった職場、自分で温度調整の出来ない環境では、ストールやカーディガンなどで体を冷えから守りましょう。首や足元を重点的に温めると効果的です。

自分で温度調整が出来る室内ではエアコンの温度設定を26度~28度に、風量は弱で、サーキュレーターや扇風機(風量弱)の活用も良いでしょう。

また外の気温と室内の気温差が10℃以上になると、自律神経が対応できなくなります。体調不良の原因となるので段階的に体を気温に慣らすなど、工夫をしてみましょう。

 

田中薬局  食事のポイント
体のエネルギー源となるたんぱく質、糖質・たんぱく質・脂質をエネルギーに変えるビタミンB、細い血管がしっかり働く為に必要なビタミンC、血流を良くし女性ホルモンバランスを調整するビタミンEを多く含む、食性が温性のものを積極的に食べましょう。また、冷えのある方は特に生食を控え、常温のまま、もしくは温かい食事を心がけましょう。

田中薬局  体を温める食べもの
羊肉、牛肉、烏骨鶏、鶏肉、うなぎ、赤身の魚、えび、大豆、黒豆、納豆、アボガド、ニラ、玉ねぎ、アーモンドなどのナッツ類、もち米、桃、ざくろ、ナツメ、レイシ、しょうが、にんにく、シナモン、山椒、竜眼肉など。

 

田中薬局  ストレッチや太極拳のススメ
体をこまめに動かすと血流が良くなり、冷えない体作りには最適です。帰りは一駅歩く、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う、など、日常的に体を動かしてみましょう。

また、毎日少しづつでも良いので、ストレッチや太極拳、ヨガなどの有酸素運動がオススメです。気血(きけつ)の流れが良くなり、内臓脂肪がつきにくくなるので生活習慣病予防にも効果的です。

 

田中薬局  バスタイムを活用してポカポカ
末端の冷えを解消する即効性のある方法がお風呂です。
38~40℃のぬるめのお湯に20分~30分くらい、半身浴でつかると体が温まります。お風呂からあがった後にはすぐに体を拭き、温かいゆったりした衣服を着ましょう。また、冷たい飲食は控え、出来ればすぐにベッドに入ると安眠にも良いでしょう。

 

田中薬局  体のサイズにあった靴や服を
しめつけるストッキング、ガードル、きつめの靴、ハイヒール・ピンヒール、きつめの服、ベルトなど、体をしめつけると血の流れが邪魔されて冷えの原因になります。ゆったりとした衣類または自分の体に丁度あう衣類にしましょう。

 

夏冷え解消法!

 

良い血を養い、血の流れを良くする優秀な漢方薬が貴方の助けになってくれます。
上手に活用して、夏冷えしない体作りを目指しましょう!

 

イスクラ冠元顆粒
かんげんかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ冠元顆粒

イスクラ婦宝当帰膠
ふほうとうきこう

[第2類医薬品]

イスクラ婦宝当帰膠

イスクラ参茸補血丸
さんじょうほけつがん

[第2類医薬品]

イスクラ参茸補血丸

 

イスクラ双料参茸丸
そうりょうさんじょうがん

[第2類医薬品]

イスクラ双料参茸丸

蘭州金匱腎気丸
きんきじんきがん

[第2類医薬品]

蘭州金匱腎気丸

シベリア人参茶
しべりあにんじんちゃ

[健康食品]

シベリア人参茶

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
「子どもの急な体調変化に対応できる常備薬orサプリはある?」

という方も、ご来店・ご相談お待ちしております。

 

お気軽にお電話ください★田中薬局

 

 

梅雨期の過ごし方

湿

 

日本の梅雨期~夏の特徴・・・
それは湿度が高いことです。

日中の気温はおおむね30℃~35℃あたりですが、ヨーロッパなど他地域に比べて体感温度が高く感じるのは湿度が高いから、何故湿度が高くなるかというと、太平洋上の蒸発した水蒸気が混じった高気圧に日本列島がすっぽりと覆われるからといわれています。

もともと胃腸が弱い日本人、

暑いから・・・
じめじめするから・・・

といって、アイスやかき氷、お刺身やお寿司をぱくぱく、ビールや清涼飲料水をがぶがぶ・・・

実はソレ、体に湿を溜め込む原因になっています。

 

田中薬局  湿って何でしょう・・・?

湿って何でしょう

中医学では、自然界には風・暑・火・湿・燥・寒の六つの気が存在するという考えがあり、これらが病気の原因に変化した時をそれぞれ風邪・暑邪・火邪・湿邪・燥邪・寒邪といいます。

つまり、湿邪とは【自然界の湿という気が体内に侵入し病気の原因となること】です。

心身が健康な状態であれば、これら六つの気が病気の原因となることはありませんが、何らかの原因により心身のバランスが崩れた状態で自然界の気が邪気となって病気の原因になってしまうわけです。

湿が多い時期は日本では梅雨時期で、他には霧や露の多い時期にも湿邪を受けることがあります。

湿邪は体内に侵入すると臓腑にとどまり、一度とりつかれるとなかなか完治が難しいという特徴があります。

 

 

田中薬局  五行論でみる湿の位置

五行論でみる湿の位置

湿邪を受けやすい季節は梅雨、そして湿の影響を最も受ける臓腑が脾(ひ)と胃です。

中医学でいう脾(ひ)とは、消化器系の機能を司るところ、また血液の運行をコントロールし、全身の肌・肉・筋肉・血管を養う働きを担っています。

湿邪の影響を受け、脾(ひ)の機能が低下すると以下のような症状が表れます。

 

田中薬局食欲不振
体が重だるい
頭重・頭痛・関節痛
胃もたれがする
便がべっとりとする
軟便
手足のむくみ
口内炎ができる
口のなかがべたつく
口臭がある
手足がだるい
生理の量が多い、とまりにくい
皮膚の色が黄色っぽい

 
【更に湿を溜めやすいもの】
もともと湿気が多い季節に飲食するべきものでないのは・・・

  刺身などの生もの
  冷たい食べもの
  冷たい飲みもの

 

 

田中薬局  どこに湿?

中医学では体内の水分代謝を、脾・肺・腎の共同作業と考えています。
 

田中薬局  頭重・顔のむくみ
上部の異常なので、肺から対応する事で水分が下へ降りていきます。

田中薬局  食欲不振・胃もたれ
中央部の異常なので、脾胃の働きに対応し腹部の水分停滞を解消します。

田中薬局  下半身がだるい
下部の異常は、小便の出が悪くなるなど腎の機能低下が考えられます。腎を補う漢方薬や利水作用のある漢方薬で下から対応していきます。

 
また、クーラーの多用は人間の発汗システムを狂わせます。
エアコンに頼らず季節を楽しみながら過ごしたいものです。

 

 

田中薬局  湿を溜めないためには・・・?

体内に湿=余分な水分が溜まると、脾胃の機能が低下し、いろいろな症状につながります。

体内に湿を溜め込まない為には、まず「湿を体内に溜めやすい飲食をしない」こと、次いで「余分な水分を出してくれるたべもの」を食生活に取り入れてみましょう。

玄米(ビタミン・ミネラルが豊富)
黒豆(痛みを緩和し余分な水分をとる)
スイカ・冬瓜・かぼちゃ・こんにゃく(尿の出をよくし、むくみをとる)
山芋・いちじく・人参(胃腸を丈夫にする)
しょうが・にら(胃腸の冷えをとる)
大根・キャベツ・じゃがいも(胃腸によい)
にんにく(水分代謝を活発にする、下痢や便秘にも良い)
アサリ・アユ・コイ(むくみをとる)
みかん(健胃、食欲増進、皮は口臭止めに良い)
茶(口臭止めに良く、気分をスッキリさせる)

【注意点】
食べるものも、飲みものも、生ではなく加熱して温かくして摂るようにしましょう。

 

一度とりつかれると、べったりまとわりついて、なかなか離れてくれない湿邪。

漢方薬なら水分代謝のバランスを整えるのに役立ちます!

体のなかの余分な水分を出すことがポイント!体のどこに一番湿が溜まっているか、によって対応する漢方薬が違ってきます。

漢方薬を選ぶ時・服用の際はお気軽にご相談ください!!

 

イスクラ勝湿顆粒
しょうしつかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ勝湿顆粒

イスクラ健胃顆粒
けんいかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ健胃顆粒

イスクラ温胆湯エキス顆粒
うんたんとう

[第2類医薬品]

イスクラ温胆湯エキス顆粒

 

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しもやけ

しもやけ

 

真っ赤かになり、痛くて、かゆい!なかなか治らないしもやけ(霜焼け)、凍瘡(とうそう)とも言い、身体の一部位が低温によって損傷する冬の寒冷障害のことです。

しもやけ

しもやけになりやすい部位は手先や足先、血管が細い四肢末端です。血液は心臓から送られてきますから、心臓から一番遠い、足のつま先が一番血液が届きにくく、冷えて血液循環が悪くなってくると、手先足先にまで回らずにしもやけになってしまう、というわけです。

また、皮膚表面の体温が低いとしもやけになりやすいです。濡れたまま放っておいたり、靴下や手袋で蒸れると、気化熱により皮膚の体温が下がり、これもしもやけの要因となります。

 

田中薬局  なりやすい部位
手先、足先など四肢の末端

田中薬局  しもやけの症状
暖かいとかゆくなり、寒いと痛む
靴をはく時、歩く時、足先に痛みがある
手先、足先に、赤黒く変色している箇所がある
手足が赤くはれている、または赤い発疹がある

田中薬局  しもやけの原因
1.寒冷な気温
2.靴やきゅうくつな服でしめつけることによる血行不良
3.濡れた手袋や靴下による、皮膚表面温度の低下

 

田中薬局中医学で考えると、しもやけは血虚(けっきょ)、オ血(おけつ)、腎陽虚(じんようきょ)といった要因が考えられます。

つまり、しもやけを予防するには、血液の量を十分に満たし、血流を良くすることです。

また、腎(じん)は『自分で自分の身体を温める』ボイラーのような役割を担っています。腎の機能が低下すると『自分で自分の身体を温める』ことが出来ないので、気温が低下すれば、身体はどんどん冷えていきます。

腎のちからを強化しておくことも重要なポイントです。

 

 

田中薬局  しもやけにならないための予防方法

田中薬局  しめつけるような服、靴は履かない

きゅっと締めるベルトやコルセットのような下着、つま先が尖った靴、ハイヒール、自分の足に合わない靴、血液の流れを止めてしまうような服装は避けましょう。

 

田中薬局  バランスの良い食生活を心がける

特に血を補うかつおやまぐろ、レバー、プルーン、くこの実、なつめなどや、腎の働きを補う黒豆、黒ごま、黒きくらげ、山芋、くるみなどの食材を積極的に摂ると良いでしょう。

 

田中薬局  漢方薬でウィークポイントの改善を!

しもやけになりやすい要因として、一般的に体質や遺伝といった項目が挙げられることがあります。

 

中医学的には、血虚(けっきょ)体質・?血(おけつ)体質・腎陽虚(じんようきょ)体質、と言い換えることができます。

もともと自分がもっているウィークポイント(弱点)を改善しておくことで、しもやけだけでなく、生理痛や頭痛、貧血、筋肉のひきつり、しびれ、しみ、そばかす、しこり、疲れやすい、めまい、耳鳴り、頻尿、関節痛、といった他の症状の改善も目指すことができます。

補血を目的とした漢方薬には、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)や四物湯(しもつとう)など、活血(かっけつ)には、冠元顆粒(かんげんかりゅう)、冷えのある腎虚の方は、双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)、海馬補腎丸(かいまほじんがん)などがオススメの漢方薬です。

 

 

田中薬局  しもやけになってしまったら・・・

田中薬局しもやけになってしまったら
まず手浴や足浴がオススメです☆

洗面器を2つ用意し、40℃のお湯と、5℃の水に、それぞれ1分ずつ、手や足を交互にひたします。

お湯から始めて、お湯で終わるようにします。お湯につける分数を若干長くしてもよいでしょう。

手浴足浴の後は、必ず清潔なタオルで水分をしっかりとぬぐっておきましょう。

また、手足をマッサージする方法もありますが、強い力でマッサージすると、毛細血管が破損して症状が悪化する場合もありますので、さするように優しくマッサージしましょう。

しもやけになりやすい人の予防として、また、しもやけになってしまってからでも、是非、漢方薬でウィークポイントを改善しておくことをオススメいたします。

たかがしもやけ、されどしもやけ、毎年お困りの方も、子供さんやご家族の方のお悩みも、田中薬局へお気軽にご相談にいらしてください。

きっとあなたのお役に立てます!!

 

 

イスクラ婦宝当帰膠
ふほうとうきこう

[第2類医薬品]

イスクラ婦宝当帰膠

イスクラ冠元顆粒
かんげんかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ冠元顆粒

イスクラ参茸補血丸
さんじょうほけつがん

[第2類医薬品]

イスクラ参茸補血丸

 

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乾燥の秋

乾燥の秋

 

読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、行楽の秋、そして乾燥の秋、です。

季節は、湿と暑から燥に変わります。
秋は収斂(しゅうれん)の季節、万物が成熟して収穫される季節です。秋は五行では金に属します。五臓では肺と大腸に影響がでやすくなります。

田中薬局

 

 

田中薬局  秋の過ごし方

田中薬局  早寝、早起き!!

田中薬局
気をきゅっと引き締めて過ごしたい秋は、早寝早起きを心がけ、防御力・抵抗力・免疫力を向上させましょう。

生活リズムを整えるためには、起床時間で調整していくと良いです。

眠くない夜に寝なさいといっても難しいので、まずは朝ちょっとずつ早起きをするようにします。普段6時に起きている人は5時、7時に起きている人は6時起床を目指してみましょう。日中は適度に体を動かしましょう。夜は自然と眠くなるでしょう。

 

田中薬局  食べ過ぎない、飲み過ぎない

田中薬局
収穫の秋で美味しい食べ物がたくさん出てきますね。

でも食べすぎ飲みすぎは禁物です。胃腸などの消化器系(脾胃)に負担がかかると、免疫力が落ちてお肌も荒れやすくなります。

腹七分、八分を心がけ、楽しい秋を過ごしましょう。

 

田中薬局  運動しすぎない

田中薬局
スポーツの秋ですね。
秋は涼しくなるにつれ、運動を始める良い機会に恵まれます。

運動して呼吸をすることは、秋に活動する肺気を養いますが、急に運動量を増やしたり過激なスポーツをしたりすると、体内の過酸化酸素が増えるということがわかっています。

無理せず、少しづつ、自分の体にちょうど良い運動量を心がけましょう。

 

 

田中薬局  秋の乾燥対策

田中薬局  のどや口が渇く
のどや口が乾燥する、水分補給しても渇きが消えない、というドライマウスの方は同時に足腰がだるい、お肌が乾燥する、といった症状もあるのではないでしょうか?

口の渇きは胃粘膜が充分に潤っていないこともあらわしています。

体液を補う補陰(ほいん)薬の八仙丸(はっせんがん)や、胃の不調を改善する健胃顆粒S(香砂六君子湯)といった漢方薬がオススメとなります。

 

田中薬局  肌が乾燥する
お肌が乾燥するという方は、立ちくらみ・貧血・冷え性・顔色が白っぽい・生理不順、といった血虚(けっきょ)の症状もあるのではないでしょうか。

お肌の瑞々しさは血の働きが関係しています。婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)などの血を補う漢方薬や血を補う食べ物を活用しお肌を潤す力を補っていくと良いでしょう。

 

田中薬局  目が乾燥する
目が乾燥する、ドライアイの方で、手足のほてりやイライラしやすいといった症状があれば、体内に熱がこもっていて水を蒸発させているケースが多いです。

熱を冷ましながら潤いを与える杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)がオススメの漢方薬となります。杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)は飲む目薬とも呼ばれています。

 

田中薬局  水分代謝が悪い
津液が足りなく、水分代謝が悪くなっていると、疲れやすい・倦怠感がある・すぐ息切れするといった症状が表れやすくなります。

この場合は体液を補い、水分代謝を促進する麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)が代表的な漢方薬です。

 

 

田中薬局  美味しく食べて乾燥対策

肺を潤す、大根・ゆり根・れんこん・銀杏・紫蘇・ナシ・はちみつが秋におすすめの食べものです。また、大腸を整えると肺の働きも助けるため、こんにゃく・寒天・きのこ類もおすすめです。きのこ類は免疫力アップにも貢献してくれます。

 

 

イスクラ八仙丸
はっせんがん

[第2類医薬品]

イスクラ八仙丸

イスクラ杞菊地黄丸
こぎくじおうがん

[第2類医薬品]

イスクラ杞菊地黄丸

麦味参顆粒
ばくみさんかりゅう

[第3類医薬品]

麦味参顆粒

 

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坐骨神経痛

坐骨神経痛

 

坐骨神経痛に関係する症状には以下のようなものがあります。

  腰の痛み
  臀部の痛み
  太ももの裏、足の痛み・しびれ
  動くと悪化する痛み・しびれ
  足に力が入らなくなる
  座っていられなくなる

上記に挙げたうち特定の症状だけが強い場合や、または全てに該当するという方もいます。

腰痛との違いは、坐骨神経痛は腰やおしりに痛み以外にしびれやつっぱりを感じるところです。腰痛だけなら腰とおしりに重みや痛みを感じるだけです。

 

田中薬局坐骨神経痛とは、坐骨神経が何らかの原因で圧迫されて痛みやしびれといった症状を起こすことをいいますが、ひどくなると足指先までしびれがきます。

痛み止めやマッサージなどで、坐骨神経痛は一時的には良くなっても再発しやすく、根本から改善する方法はまた別にあります。

中医学(中国漢方)はもともと根本的な問題を解決し、根本から改善することを目的とする医学です。もちろん今ある症状に対応する対症法として標治(ひょうち)というものもあります。

今ある症状を緩和していきながら、もともとの問題を根本的に解決していければ良いと思いませんか?

 

田中薬局坐骨神経痛でコリを感じるところは左図のとおりです(青線は椎間板ヘルニア)。マッサージに行かれる方も多いのですが、腰椎が悪いからといって腰椎に刺激を与えるのはあまり良くありません。特に炎症が起こっている場合は悪化する可能性もあります。

どの部位のコリが強くても、実はおしりに出ているコリを温めることにより、足や腰のコリ、しびれ、つっぱりも緩んできます。おしりにあるコリを探してみてください。

 

 

田中薬局  坐骨神経痛の原因別種類

坐骨神経痛に至るものには以下のようなものがあります。
 
 椎間板ヘルニア
椎間板(ついかんばん)は、背骨(椎骨)と骨の間にあります。椎間板には体への衝撃を吸収するという役割があるため弾力性もあるのですが、この椎間板がはみだして神経が刺激されると、坐骨神経痛となります。
 
 梨状筋症候群
おしりの筋肉に梨状筋(りじょうきん)というものがあり、梨状筋の下に坐骨神経が通っています。スポーツや仕事などで梨状筋に負荷がかかり坐骨神経を圧迫すると、坐骨神経痛が出ます。
 
 脊柱管狭窄症
脊椎(せきつい:背骨)にある脊柱管(せきちゅうかん)という神経を囲んでいる管が狭窄(きょうさく:せまくなること)すると脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)といい、歩行中に腰の痛み、足の痛み・しびれ、つっぱり感が出て、ひどくなると足が前に出なくなります。
 
 腰椎すべり症
腰の骨の一部分が切れてしまうことで、レントゲンで確認することができます。腰椎が分離した部分が不安定になり、神経が刺激されると坐骨神経痛や脊柱管狭窄症の症状が出ます。
 
 腫瘍によるもの
背骨に癌が生成された場合や転移した場合、脊髄の腫瘍などが坐骨神経を刺激している場合に痛みが発生します。安静にしても痛みが変わらない、我慢できない激痛があるといった時には早めに病院へ行き検査を受けましょう。

 

 

田中薬局  中医学で考える坐骨神経痛

中医学(中国漢方)には経絡(けいらく)という考え方があります。経絡を一言で説明すると『気(生命エネルギー)が流れる道』のことです。そして経絡上には気が発するポイント=経穴(けいけつ:ツボ)があります。

坐骨神経痛に関係する経穴は全部で16個あります。うち膀胱経(ぼうこうけい)という種類のものが15個、胆経(たんけい)が1個、経絡や経穴にはそれぞれ名前がついています。

 

【右図参照】
・ 膀胱経25:大腸兪(だいちょうゆ)
・ 膀胱経27:小腸兪(しょうちょうゆ)
・ 膀胱経29:中膂兪(ちゅうりょゆ)
田中薬局 ・ 膀胱経31:ジョウリョウ
・ 膀胱経32:ジリョウ
・ 膀胱経33:チュウリョウ
・ 膀胱経36:承扶(しょうふ)
・ 膀胱経37:殷門(いんもん)
・ 膀胱経40:委中(いちゅう)
・ 膀胱経54:秩辺(ちっぺん)
・ 膀胱経55:合陽(ごうよう)
・ 膀胱経56:承筋(しょうきん)
・ 膀胱経57:承山(しょうざん)
・ 膀胱経59:フ陽(ふよう)
・ 膀胱経60:崑崙(こんろん)
・ 胆経30  :環跳(かんちょう)

 

中医学で坐骨神経痛と向き合う時には、この経絡(けいらく)の流れ、気・血・津液の流れに注目します。

といいますのも、坐骨神経痛などの痛みやしびれ、こわばりなどは、自然界の邪気のうち寒邪(かんじゃ)湿邪(しつじゃ)が関係してくると考えるからです。

邪気(じゃき)というのは、主に経穴から入りこみ、気・血・津液の流れのなかに侵入してきて、健康を害します。(対症法を行う場合は対象の経穴を鍼灸などによって温めると良いです。)

故に根本的な解決方法としては、体内に侵入・停滞している寒邪(かんじゃ)湿邪(しつじゃ)に出ていってもらうことから着手し、また再び寒邪(かんじゃ)湿邪(しつじゃ)を招きいれてしまわないよう対応していきます。

 

 

田中薬局  生活習慣チェックポイント

まずは日常生活において以下のチェックポイントを確認してみてください。
 
  生もの、冷たいものの飲食が多い(冷蔵庫で冷やした果物も含む)
  糖分や油脂分の多いものを好んで食べる(摂取量が多い)
  清涼飲料水やビール、お酒を一日200ml 以上飲む
  寒い場所での作業時間が長い(家庭や職場など)
  過労やストレスが蓄積している
  睡眠が足りないと感じる、または睡眠時間が5時間以下
  睡眠時間が10時間以上(成人)、または朝9時以降に起きる
  運動をほとんどしない、長時間のデスクワーク
 
あなたはいくつチェックがつきましたか?
上記は寒邪や湿邪を招いてしまう生活習慣ですので、改善できるところから改善してみましょう。ビールは特に危険です。冷たく冷やしたビールはまず胃を冷やし、次に熱を発し湿を作ります。

次におすすめの食べものをご案内いたします。

 

☆ 陽気を保つ温性の食べもの ☆
体温は環境(冬の寒い気候や寒冷地)や老化、食べもの、「運動しない・動かない」といった生活習慣などにより低下します。

体を温める食材は、羊肉・鶏肉・もち米・桃・ざくろ・ナツメ・レイシ・竜眼肉・生姜・山椒・紅茶などです。 冷えを感じやすい方は積極的に摂るとよいでしょう。

☆ 湿をとる(体内の余分な水分を排出する)食べもの ☆
余分な水分を排出してくれる食べものには夏野菜が多く、故に体を冷やす作用を併せもっていることが多いので注意が必要です。食性が平性か温性のものは、そら豆・小豆・とうもろこし・大根・鯉・らっきょう・生姜などです。

利湿には、はとむぎ茶がとても良いのですが寒性なので温かいお茶で飲みましょう。

☆ 気の流れを良くする食べもの ☆
気の流れを良くする食べものの代表はパセリやセリ、セロリといった香菜ですが涼性なので、玉ねぎ・マッシュルームなど。また気を補ってくれる食べものには、カツオ・サバ・黒豆・しいたけなどがあります。

☆ 腎の力を補う食べもの ☆
加齢に伴い、身体機能が衰えてくるのはある程度自然の理ですが、中医学の知恵を適応することで、老化を緩やかにしたり、100歳まで元気で健康で過ごす、といったことは可能です。黒米・黒豆・黒きくらげ・黒ごま・ひじきといった黒い食べものを積極的に摂りましょう。

 

坐骨神経痛を一度経験された方は「二度と繰り返したくない!」と思うと思います。生活習慣や食事で改善できれば良いのですが、間に合わない場合は漢方薬に助けてもらいましょう。

自然のちからを少しだけ借りて、生活環境を見直すことが坐骨神経痛の根本的な解決につながります。

 

 

田中薬局  ★わたしの体験談★

坐骨神経痛は本当につらいですね。

育児と家事、仕事に忙しく知らない間に無理が蓄積していたのでしょうか。まずはその痛みに閉口しました。

痛みをとるために田七人参茶を二包飲み、鎮痛剤なしで二時間くらいいけました。

それからぬるま湯のお風呂でじっくり体を温め、一日一回はほっとする時間を作りました。

そして経絡も忘れてはいけません。
鍼灸に通い、坐骨神経痛に関係する経穴に施術を行って頂きました。

平行して根本的な問題を解決するために、軟骨製剤と冠元顆粒(かんげんかりゅう)、益宝(イーパオ)を飲みました。私の場合、食養生は心得ておりますので必要な食物を積極的に摂るようにしました。

他にも活絡健歩丸(かつらくけんぽがん)という良い漢方薬もあります。

再発しやすいといわれている坐骨神経痛ですが今のところ私は元気に育児・家事・仕事に従事できています。

漢方薬は証にあっていれば確実に助けてくれる、その実感は今も変わりません。

 

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顔面神経痛(三叉神経痛)

 

田中薬局に顔面麻痺の方がご来店されました。

三児のお母様で、寒い場所で勤務されていました。

ご来店された時は、明らかに顔がゆがんだ状態でした。また体の冷えが強く、ストレスフルな環境で、それでも気丈に頑張ってしまうお母様でした。

この方は虚血(きょけつ)の状態にあり、血虚によるオ血(おけつ:血の流れが滞っている状態)でした。冠元顆粒(かんげんかりゅう)と婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)で、後頭部の痛みもすっかりとれ、笑顔が戻られて本当に良かったです。

 

顔面神経痛(三叉神経痛)

 

次に当店へご相談にこられた方は顔面神経痛の男性でした。

痛みがひどい状態で、まずは田七人参茶(でんしちにんじんちゃ)を、根本的な問題を解決するために冠元顆粒(かんげんかりゅう)と婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、水快宝(すいかいほう)、益宝(イーパオ)を使い分け、対応していきました。

顔面神経痛、医学的には三叉神経痛(さんしゃしんけいつう)といい、顔面の知覚神経である三叉神経による強い痛みが特徴の神経痛です。

顔面神経というのは顔の運動神経のことで、これが麻痺すると筋肉が動かないため顔が歪んでしまう(顔面神経麻痺という:文頭の方)のですが、これとはまた違います。

そもそも三叉神経とは、12対ある脳神経の一つで、眼神経(V1:痛む場所は額・目)、上顎神経(V2:痛む場所は上の歯・頬)、下顎神経(V3:痛む場所は下の歯・下顎)の三本に分かれています。

膨張した血管が三叉神経を圧迫したり、または炎症(多くはヘルペスウイルス)をおこしたりして激しい痛みを引き起こす三叉神経痛の原因は、多くの医療専門家にとって謎、つまり原因不明とされています。

しかし中には脳腫瘍が原因となっていることもありますので、三叉神経痛の方はMRI検査を受けると良いでしょう。

 

顔面神経痛(三叉神経痛)

 

 

中医学で考えると、三叉神経痛はオ血(血の流れが滞っている状態)が根底にあります。

オ血に至るまでには様々な要因があり、大きく6タイプに分けられます。

気虚(ききょ:元気不足)
陽虚(ようきょ:冷え)
血虚(けっきょ:血が不足)
陰虚(いんきょ:のぼせほてり)
気滞(きたい:ストレスイライラ)
痰湿(たんしつ:ヘドロが溜まった)

また、オ血は大抵、積もり積もった生活習慣や食生活などに起因しています。

漢方薬の助けを借りると同時に、生活スタイルや食生活の見直しも必要であり、きちんと改善するには相応の時間が必要なこともあります。

三叉神経痛には、鎮痛剤やカルバマゼピン(抗てんかん薬)、神経ブロック(麻酔薬)などを適応されることがよくありますが、この副作用に悩まされる方も少なくありません。

痛みが緩和されるのは一時的で、脱力感・眠気・記憶障害・顔面のこわばり・表情の歪みなど、次第に表情から笑みが消えていくのが私には耐えられません。

顔面神経麻痺や三叉神経痛にお悩みの方は、どうぞ田中薬局へご相談にいらしてみてください。

「漢方薬は苦そうで続けられるか不安」「いくらくらいかかるのか」など、ご相談は無料です。また漢方薬の試飲やあなたの体質や症状に合ったサンプルも差し上げております。

お気軽にご来店ください☆

 

[メモ]
三叉神経痛が表れやすいのは、50歳前後、男性より女性に多く、その値は2倍から3倍といわれています。 三叉神経痛は病院対応の場合一般的に、症状の寛解(一時的に良くなること)はありますが、完全に治すことは困難で、進行性のものです。

しかし漢方相談や鍼対応が多くの方に喜ばれているのも事実です。副作用の気になる方、今の治療に不安や不満のある方、是非一度田中薬局へご来店・ご相談ください。

 

 

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