実は
生理痛はなくて当たり前
というのが中医学の考え方なのです。
生理痛があるということは、貴女の体のバランスが崩れている証拠。ついつい頑張りすぎてしまう女子に「ココが悪いよ~」と教えてくれている体からのサインなのです。
たかが生理痛?!
生理痛で苦しむのは嫌だなあ~と思いつつも「たかが生理痛、鎮静剤を飲んで一日目、二日目をやり過ごせればいいや」とつい放置している女子、本当は生理痛は危険信号なのです。
生理痛がある場合、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣腫瘍が原因の事もありますし、不妊や早すぎる更年期障害といったホルモン不調和の症状につながる事もあります。
生理痛のない人なんているの?
健康であれば生理痛はまったくありません。
生理とは、赤ちゃんを育てるために準備されていたけれど不要になった子宮内膜が血と一緒に排出されるものです。
毎月、生理があるのは、赤ちゃんを育てるためのベッド(子宮内膜)を、月に1回新調する必要があるからなのですね。
月に一回、子宮内膜の排出に伴い大量に出血をするので、生理のシステムをキチンと理解して、食事や生活に気を配らないと血が不足することはあります。しかし本来、生理には痛みは伴いません。
生理痛のないライフを目指そう
まずは自分を愛してあげましょう。
自分の体を大切にすることです。貴女が健康でなければ、貴女の家族や大切な人を守ることは出来ません。
後回しにしたツケは返ってくるものです。十年後、二十年後の貴女のために・・・今から始めましょう。
冷やさない!
女性にとって大切な血も子宮も冷やされるのを嫌います。ローライズ、冷たい飲食などで体温が低下している方、冷えを感じている方は体を温める工夫をしましょう。
足湯・手浴だけでも体がぽかぽか、血流もスーっと通りますよ。
【冷えは大敵!もご参考ください】
子宮年齢を下げない!
ホルモンバランスや生殖・成長を司る腎(じん)の力によって子宮年齢は変わってきます。
腎(じん)は加齢とともに低下していくのは自然の摂理ですが、良くない生活習慣やストレスによっても低下してしまいます。子宮年齢が低下気味の方は正常な状態に戻してあげましょう。食べ物で追いつかない場合は漢方薬が強力な助っ人になってくれます。
ストレス対策をする!
女性ホルモンは脳の視床下部と下垂体から下された指令によって卵巣・子宮をコントロールしています。
しかしストレスがかかるとこの連携がうまくいかなくなり、結果ホルモンバランスが崩れてしまいます。塵も積もれば何とやら・・・でストレスは蓄積して良いことはありません。趣味をもったり、仲の良い友人とお茶したり、ストレスによい食生活をしたり、こまめにストレス解消をしましょう。
「わかってはいるけど、なかなか・・・」
という方は田中薬局にいらしてくださいね。
ストレス緩和のための漢方薬が助けになるでしょう。
生理リズムに合わせた食養生
生理の前
生姜、ニンニク、朝鮮人参、シナモン、羊肉、鶏肉、うなぎ、山芋、ネギ、栗、ぶどう
生理の時
紫蘇、しょうが、はすの実、くるみ、豚肉、鶏肉、あさり、牡蠣、黒米、黒豆、黒ごま、プルーン、なつめ
生理の後
ほうれん草、かぼちゃ、牛蒡、人参、レンコン、大豆、卵、赤身の肉、杏、桃、ライチ
普段から冷えを感じる方は、冷たいものの飲みすぎ・食べすぎに注意し、食材を生で食べないようにしましょう。胃腸が弱い方、むくみやすい方は特に控えてください。
また、筋肉をつけると血流が良くなり代謝もアップし、冷えにくい体になります。
代表的な漢方薬
イスクラ婦宝当帰膠
ふほうとうきこう
[第2類医薬品]
イスクラ冠元顆粒
かんげんかりゅう
[第2類医薬品]
イスクラ参茸補血丸
さんじょうほけつがん
[第2類医薬品]
イスクラ麦味参顆粒
ばくみさんかりゅう
[第3類医薬品]
イスクラ逍遙丸
しょうようがん
[第2類医薬品]
田七人参茶
でんしちにんじんちゃ
[健康食品]
お一人お一人の症状や体質、生活スタイルによって合う漢方薬が違います。自己判断せず、どうぞお気軽に田中薬局へご相談ください。