梅雨期の過ごし方

湿

 

日本の梅雨期~夏の特徴・・・
それは湿度が高いことです。

日中の気温はおおむね30℃~35℃あたりですが、ヨーロッパなど他地域に比べて体感温度が高く感じるのは湿度が高いから、何故湿度が高くなるかというと、太平洋上の蒸発した水蒸気が混じった高気圧に日本列島がすっぽりと覆われるからといわれています。

もともと胃腸が弱い日本人、

暑いから・・・
じめじめするから・・・

といって、アイスやかき氷、お刺身やお寿司をぱくぱく、ビールや清涼飲料水をがぶがぶ・・・

実はソレ、体に湿を溜め込む原因になっています。

 

田中薬局  湿って何でしょう・・・?

湿って何でしょう

中医学では、自然界には風・暑・火・湿・燥・寒の六つの気が存在するという考えがあり、これらが病気の原因に変化した時をそれぞれ風邪・暑邪・火邪・湿邪・燥邪・寒邪といいます。

つまり、湿邪とは【自然界の湿という気が体内に侵入し病気の原因となること】です。

心身が健康な状態であれば、これら六つの気が病気の原因となることはありませんが、何らかの原因により心身のバランスが崩れた状態で自然界の気が邪気となって病気の原因になってしまうわけです。

湿が多い時期は日本では梅雨時期で、他には霧や露の多い時期にも湿邪を受けることがあります。

湿邪は体内に侵入すると臓腑にとどまり、一度とりつかれるとなかなか完治が難しいという特徴があります。

 

 

田中薬局  五行論でみる湿の位置

五行論でみる湿の位置

湿邪を受けやすい季節は梅雨、そして湿の影響を最も受ける臓腑が脾(ひ)と胃です。

中医学でいう脾(ひ)とは、消化器系の機能を司るところ、また血液の運行をコントロールし、全身の肌・肉・筋肉・血管を養う働きを担っています。

湿邪の影響を受け、脾(ひ)の機能が低下すると以下のような症状が表れます。

 

田中薬局食欲不振
体が重だるい
頭重・頭痛・関節痛
胃もたれがする
便がべっとりとする
軟便
手足のむくみ
口内炎ができる
口のなかがべたつく
口臭がある
手足がだるい
生理の量が多い、とまりにくい
皮膚の色が黄色っぽい

 
【更に湿を溜めやすいもの】
もともと湿気が多い季節に飲食するべきものでないのは・・・

  刺身などの生もの
  冷たい食べもの
  冷たい飲みもの

 

 

田中薬局  どこに湿?

中医学では体内の水分代謝を、脾・肺・腎の共同作業と考えています。
 

田中薬局  頭重・顔のむくみ
上部の異常なので、肺から対応する事で水分が下へ降りていきます。

田中薬局  食欲不振・胃もたれ
中央部の異常なので、脾胃の働きに対応し腹部の水分停滞を解消します。

田中薬局  下半身がだるい
下部の異常は、小便の出が悪くなるなど腎の機能低下が考えられます。腎を補う漢方薬や利水作用のある漢方薬で下から対応していきます。

 
また、クーラーの多用は人間の発汗システムを狂わせます。
エアコンに頼らず季節を楽しみながら過ごしたいものです。

 

 

田中薬局  湿を溜めないためには・・・?

体内に湿=余分な水分が溜まると、脾胃の機能が低下し、いろいろな症状につながります。

体内に湿を溜め込まない為には、まず「湿を体内に溜めやすい飲食をしない」こと、次いで「余分な水分を出してくれるたべもの」を食生活に取り入れてみましょう。

玄米(ビタミン・ミネラルが豊富)
黒豆(痛みを緩和し余分な水分をとる)
スイカ・冬瓜・かぼちゃ・こんにゃく(尿の出をよくし、むくみをとる)
山芋・いちじく・人参(胃腸を丈夫にする)
しょうが・にら(胃腸の冷えをとる)
大根・キャベツ・じゃがいも(胃腸によい)
にんにく(水分代謝を活発にする、下痢や便秘にも良い)
アサリ・アユ・コイ(むくみをとる)
みかん(健胃、食欲増進、皮は口臭止めに良い)
茶(口臭止めに良く、気分をスッキリさせる)

【注意点】
食べるものも、飲みものも、生ではなく加熱して温かくして摂るようにしましょう。

 

一度とりつかれると、べったりまとわりついて、なかなか離れてくれない湿邪。

漢方薬なら水分代謝のバランスを整えるのに役立ちます!

体のなかの余分な水分を出すことがポイント!体のどこに一番湿が溜まっているか、によって対応する漢方薬が違ってきます。

漢方薬を選ぶ時・服用の際はお気軽にご相談ください!!

 

イスクラ勝湿顆粒
しょうしつかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ勝湿顆粒

イスクラ健胃顆粒
けんいかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ健胃顆粒

イスクラ温胆湯エキス顆粒
うんたんとう

[第2類医薬品]

イスクラ温胆湯エキス顆粒

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
「子どもの急な体調変化に対応できる常備薬orサプリはある?」

という方も、ご来店・ご相談お待ちしております。

 

お気軽にお電話ください★田中薬局

 

 

しもやけ

しもやけ

 

真っ赤かになり、痛くて、かゆい!なかなか治らないしもやけ(霜焼け)、凍瘡(とうそう)とも言い、身体の一部位が低温によって損傷する冬の寒冷障害のことです。

しもやけ

しもやけになりやすい部位は手先や足先、血管が細い四肢末端です。血液は心臓から送られてきますから、心臓から一番遠い、足のつま先が一番血液が届きにくく、冷えて血液循環が悪くなってくると、手先足先にまで回らずにしもやけになってしまう、というわけです。

また、皮膚表面の体温が低いとしもやけになりやすいです。濡れたまま放っておいたり、靴下や手袋で蒸れると、気化熱により皮膚の体温が下がり、これもしもやけの要因となります。

 

田中薬局  なりやすい部位
手先、足先など四肢の末端

田中薬局  しもやけの症状
暖かいとかゆくなり、寒いと痛む
靴をはく時、歩く時、足先に痛みがある
手先、足先に、赤黒く変色している箇所がある
手足が赤くはれている、または赤い発疹がある

田中薬局  しもやけの原因
1.寒冷な気温
2.靴やきゅうくつな服でしめつけることによる血行不良
3.濡れた手袋や靴下による、皮膚表面温度の低下

 

田中薬局中医学で考えると、しもやけは血虚(けっきょ)、オ血(おけつ)、腎陽虚(じんようきょ)といった要因が考えられます。

つまり、しもやけを予防するには、血液の量を十分に満たし、血流を良くすることです。

また、腎(じん)は『自分で自分の身体を温める』ボイラーのような役割を担っています。腎の機能が低下すると『自分で自分の身体を温める』ことが出来ないので、気温が低下すれば、身体はどんどん冷えていきます。

腎のちからを強化しておくことも重要なポイントです。

 

 

田中薬局  しもやけにならないための予防方法

田中薬局  しめつけるような服、靴は履かない

きゅっと締めるベルトやコルセットのような下着、つま先が尖った靴、ハイヒール、自分の足に合わない靴、血液の流れを止めてしまうような服装は避けましょう。

 

田中薬局  バランスの良い食生活を心がける

特に血を補うかつおやまぐろ、レバー、プルーン、くこの実、なつめなどや、腎の働きを補う黒豆、黒ごま、黒きくらげ、山芋、くるみなどの食材を積極的に摂ると良いでしょう。

 

田中薬局  漢方薬でウィークポイントの改善を!

しもやけになりやすい要因として、一般的に体質や遺伝といった項目が挙げられることがあります。

 

中医学的には、血虚(けっきょ)体質・?血(おけつ)体質・腎陽虚(じんようきょ)体質、と言い換えることができます。

もともと自分がもっているウィークポイント(弱点)を改善しておくことで、しもやけだけでなく、生理痛や頭痛、貧血、筋肉のひきつり、しびれ、しみ、そばかす、しこり、疲れやすい、めまい、耳鳴り、頻尿、関節痛、といった他の症状の改善も目指すことができます。

補血を目的とした漢方薬には、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)や四物湯(しもつとう)など、活血(かっけつ)には、冠元顆粒(かんげんかりゅう)、冷えのある腎虚の方は、双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)、海馬補腎丸(かいまほじんがん)などがオススメの漢方薬です。

 

 

田中薬局  しもやけになってしまったら・・・

田中薬局しもやけになってしまったら
まず手浴や足浴がオススメです☆

洗面器を2つ用意し、40℃のお湯と、5℃の水に、それぞれ1分ずつ、手や足を交互にひたします。

お湯から始めて、お湯で終わるようにします。お湯につける分数を若干長くしてもよいでしょう。

手浴足浴の後は、必ず清潔なタオルで水分をしっかりとぬぐっておきましょう。

また、手足をマッサージする方法もありますが、強い力でマッサージすると、毛細血管が破損して症状が悪化する場合もありますので、さするように優しくマッサージしましょう。

しもやけになりやすい人の予防として、また、しもやけになってしまってからでも、是非、漢方薬でウィークポイントを改善しておくことをオススメいたします。

たかがしもやけ、されどしもやけ、毎年お困りの方も、子供さんやご家族の方のお悩みも、田中薬局へお気軽にご相談にいらしてください。

きっとあなたのお役に立てます!!

 

 

イスクラ婦宝当帰膠
ふほうとうきこう

[第2類医薬品]

イスクラ婦宝当帰膠

イスクラ冠元顆粒
かんげんかりゅう

[第2類医薬品]

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イスクラ参茸補血丸
さんじょうほけつがん

[第2類医薬品]

イスクラ参茸補血丸

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

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お気軽にお電話ください★田中薬局

 

 

乾燥の秋

乾燥の秋

 

読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、行楽の秋、そして乾燥の秋、です。

季節は、湿と暑から燥に変わります。
秋は収斂(しゅうれん)の季節、万物が成熟して収穫される季節です。秋は五行では金に属します。五臓では肺と大腸に影響がでやすくなります。

田中薬局

 

 

田中薬局  秋の過ごし方

田中薬局  早寝、早起き!!

田中薬局
気をきゅっと引き締めて過ごしたい秋は、早寝早起きを心がけ、防御力・抵抗力・免疫力を向上させましょう。

生活リズムを整えるためには、起床時間で調整していくと良いです。

眠くない夜に寝なさいといっても難しいので、まずは朝ちょっとずつ早起きをするようにします。普段6時に起きている人は5時、7時に起きている人は6時起床を目指してみましょう。日中は適度に体を動かしましょう。夜は自然と眠くなるでしょう。

 

田中薬局  食べ過ぎない、飲み過ぎない

田中薬局
収穫の秋で美味しい食べ物がたくさん出てきますね。

でも食べすぎ飲みすぎは禁物です。胃腸などの消化器系(脾胃)に負担がかかると、免疫力が落ちてお肌も荒れやすくなります。

腹七分、八分を心がけ、楽しい秋を過ごしましょう。

 

田中薬局  運動しすぎない

田中薬局
スポーツの秋ですね。
秋は涼しくなるにつれ、運動を始める良い機会に恵まれます。

運動して呼吸をすることは、秋に活動する肺気を養いますが、急に運動量を増やしたり過激なスポーツをしたりすると、体内の過酸化酸素が増えるということがわかっています。

無理せず、少しづつ、自分の体にちょうど良い運動量を心がけましょう。

 

 

田中薬局  秋の乾燥対策

田中薬局  のどや口が渇く
のどや口が乾燥する、水分補給しても渇きが消えない、というドライマウスの方は同時に足腰がだるい、お肌が乾燥する、といった症状もあるのではないでしょうか?

口の渇きは胃粘膜が充分に潤っていないこともあらわしています。

体液を補う補陰(ほいん)薬の八仙丸(はっせんがん)や、胃の不調を改善する健胃顆粒S(香砂六君子湯)といった漢方薬がオススメとなります。

 

田中薬局  肌が乾燥する
お肌が乾燥するという方は、立ちくらみ・貧血・冷え性・顔色が白っぽい・生理不順、といった血虚(けっきょ)の症状もあるのではないでしょうか。

お肌の瑞々しさは血の働きが関係しています。婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)などの血を補う漢方薬や血を補う食べ物を活用しお肌を潤す力を補っていくと良いでしょう。

 

田中薬局  目が乾燥する
目が乾燥する、ドライアイの方で、手足のほてりやイライラしやすいといった症状があれば、体内に熱がこもっていて水を蒸発させているケースが多いです。

熱を冷ましながら潤いを与える杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)がオススメの漢方薬となります。杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)は飲む目薬とも呼ばれています。

 

田中薬局  水分代謝が悪い
津液が足りなく、水分代謝が悪くなっていると、疲れやすい・倦怠感がある・すぐ息切れするといった症状が表れやすくなります。

この場合は体液を補い、水分代謝を促進する麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)が代表的な漢方薬です。

 

 

田中薬局  美味しく食べて乾燥対策

肺を潤す、大根・ゆり根・れんこん・銀杏・紫蘇・ナシ・はちみつが秋におすすめの食べものです。また、大腸を整えると肺の働きも助けるため、こんにゃく・寒天・きのこ類もおすすめです。きのこ類は免疫力アップにも貢献してくれます。

 

 

イスクラ八仙丸
はっせんがん

[第2類医薬品]

イスクラ八仙丸

イスクラ杞菊地黄丸
こぎくじおうがん

[第2類医薬品]

イスクラ杞菊地黄丸

麦味参顆粒
ばくみさんかりゅう

[第3類医薬品]

麦味参顆粒

 

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坐骨神経痛

坐骨神経痛

 

坐骨神経痛に関係する症状には以下のようなものがあります。

  腰の痛み
  臀部の痛み
  太ももの裏、足の痛み・しびれ
  動くと悪化する痛み・しびれ
  足に力が入らなくなる
  座っていられなくなる

上記に挙げたうち特定の症状だけが強い場合や、または全てに該当するという方もいます。

腰痛との違いは、坐骨神経痛は腰やおしりに痛み以外にしびれやつっぱりを感じるところです。腰痛だけなら腰とおしりに重みや痛みを感じるだけです。

 

田中薬局坐骨神経痛とは、坐骨神経が何らかの原因で圧迫されて痛みやしびれといった症状を起こすことをいいますが、ひどくなると足指先までしびれがきます。

痛み止めやマッサージなどで、坐骨神経痛は一時的には良くなっても再発しやすく、根本から改善する方法はまた別にあります。

中医学(中国漢方)はもともと根本的な問題を解決し、根本から改善することを目的とする医学です。もちろん今ある症状に対応する対症法として標治(ひょうち)というものもあります。

今ある症状を緩和していきながら、もともとの問題を根本的に解決していければ良いと思いませんか?

 

田中薬局坐骨神経痛でコリを感じるところは左図のとおりです(青線は椎間板ヘルニア)。マッサージに行かれる方も多いのですが、腰椎が悪いからといって腰椎に刺激を与えるのはあまり良くありません。特に炎症が起こっている場合は悪化する可能性もあります。

どの部位のコリが強くても、実はおしりに出ているコリを温めることにより、足や腰のコリ、しびれ、つっぱりも緩んできます。おしりにあるコリを探してみてください。

 

 

田中薬局  坐骨神経痛の原因別種類

坐骨神経痛に至るものには以下のようなものがあります。
 
 椎間板ヘルニア
椎間板(ついかんばん)は、背骨(椎骨)と骨の間にあります。椎間板には体への衝撃を吸収するという役割があるため弾力性もあるのですが、この椎間板がはみだして神経が刺激されると、坐骨神経痛となります。
 
 梨状筋症候群
おしりの筋肉に梨状筋(りじょうきん)というものがあり、梨状筋の下に坐骨神経が通っています。スポーツや仕事などで梨状筋に負荷がかかり坐骨神経を圧迫すると、坐骨神経痛が出ます。
 
 脊柱管狭窄症
脊椎(せきつい:背骨)にある脊柱管(せきちゅうかん)という神経を囲んでいる管が狭窄(きょうさく:せまくなること)すると脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)といい、歩行中に腰の痛み、足の痛み・しびれ、つっぱり感が出て、ひどくなると足が前に出なくなります。
 
 腰椎すべり症
腰の骨の一部分が切れてしまうことで、レントゲンで確認することができます。腰椎が分離した部分が不安定になり、神経が刺激されると坐骨神経痛や脊柱管狭窄症の症状が出ます。
 
 腫瘍によるもの
背骨に癌が生成された場合や転移した場合、脊髄の腫瘍などが坐骨神経を刺激している場合に痛みが発生します。安静にしても痛みが変わらない、我慢できない激痛があるといった時には早めに病院へ行き検査を受けましょう。

 

 

田中薬局  中医学で考える坐骨神経痛

中医学(中国漢方)には経絡(けいらく)という考え方があります。経絡を一言で説明すると『気(生命エネルギー)が流れる道』のことです。そして経絡上には気が発するポイント=経穴(けいけつ:ツボ)があります。

坐骨神経痛に関係する経穴は全部で16個あります。うち膀胱経(ぼうこうけい)という種類のものが15個、胆経(たんけい)が1個、経絡や経穴にはそれぞれ名前がついています。

 

【右図参照】
・ 膀胱経25:大腸兪(だいちょうゆ)
・ 膀胱経27:小腸兪(しょうちょうゆ)
・ 膀胱経29:中膂兪(ちゅうりょゆ)
田中薬局 ・ 膀胱経31:ジョウリョウ
・ 膀胱経32:ジリョウ
・ 膀胱経33:チュウリョウ
・ 膀胱経36:承扶(しょうふ)
・ 膀胱経37:殷門(いんもん)
・ 膀胱経40:委中(いちゅう)
・ 膀胱経54:秩辺(ちっぺん)
・ 膀胱経55:合陽(ごうよう)
・ 膀胱経56:承筋(しょうきん)
・ 膀胱経57:承山(しょうざん)
・ 膀胱経59:フ陽(ふよう)
・ 膀胱経60:崑崙(こんろん)
・ 胆経30  :環跳(かんちょう)

 

中医学で坐骨神経痛と向き合う時には、この経絡(けいらく)の流れ、気・血・津液の流れに注目します。

といいますのも、坐骨神経痛などの痛みやしびれ、こわばりなどは、自然界の邪気のうち寒邪(かんじゃ)湿邪(しつじゃ)が関係してくると考えるからです。

邪気(じゃき)というのは、主に経穴から入りこみ、気・血・津液の流れのなかに侵入してきて、健康を害します。(対症法を行う場合は対象の経穴を鍼灸などによって温めると良いです。)

故に根本的な解決方法としては、体内に侵入・停滞している寒邪(かんじゃ)湿邪(しつじゃ)に出ていってもらうことから着手し、また再び寒邪(かんじゃ)湿邪(しつじゃ)を招きいれてしまわないよう対応していきます。

 

 

田中薬局  生活習慣チェックポイント

まずは日常生活において以下のチェックポイントを確認してみてください。
 
  生もの、冷たいものの飲食が多い(冷蔵庫で冷やした果物も含む)
  糖分や油脂分の多いものを好んで食べる(摂取量が多い)
  清涼飲料水やビール、お酒を一日200ml 以上飲む
  寒い場所での作業時間が長い(家庭や職場など)
  過労やストレスが蓄積している
  睡眠が足りないと感じる、または睡眠時間が5時間以下
  睡眠時間が10時間以上(成人)、または朝9時以降に起きる
  運動をほとんどしない、長時間のデスクワーク
 
あなたはいくつチェックがつきましたか?
上記は寒邪や湿邪を招いてしまう生活習慣ですので、改善できるところから改善してみましょう。ビールは特に危険です。冷たく冷やしたビールはまず胃を冷やし、次に熱を発し湿を作ります。

次におすすめの食べものをご案内いたします。

 

☆ 陽気を保つ温性の食べもの ☆
体温は環境(冬の寒い気候や寒冷地)や老化、食べもの、「運動しない・動かない」といった生活習慣などにより低下します。

体を温める食材は、羊肉・鶏肉・もち米・桃・ざくろ・ナツメ・レイシ・竜眼肉・生姜・山椒・紅茶などです。 冷えを感じやすい方は積極的に摂るとよいでしょう。

☆ 湿をとる(体内の余分な水分を排出する)食べもの ☆
余分な水分を排出してくれる食べものには夏野菜が多く、故に体を冷やす作用を併せもっていることが多いので注意が必要です。食性が平性か温性のものは、そら豆・小豆・とうもろこし・大根・鯉・らっきょう・生姜などです。

利湿には、はとむぎ茶がとても良いのですが寒性なので温かいお茶で飲みましょう。

☆ 気の流れを良くする食べもの ☆
気の流れを良くする食べものの代表はパセリやセリ、セロリといった香菜ですが涼性なので、玉ねぎ・マッシュルームなど。また気を補ってくれる食べものには、カツオ・サバ・黒豆・しいたけなどがあります。

☆ 腎の力を補う食べもの ☆
加齢に伴い、身体機能が衰えてくるのはある程度自然の理ですが、中医学の知恵を適応することで、老化を緩やかにしたり、100歳まで元気で健康で過ごす、といったことは可能です。黒米・黒豆・黒きくらげ・黒ごま・ひじきといった黒い食べものを積極的に摂りましょう。

 

坐骨神経痛を一度経験された方は「二度と繰り返したくない!」と思うと思います。生活習慣や食事で改善できれば良いのですが、間に合わない場合は漢方薬に助けてもらいましょう。

自然のちからを少しだけ借りて、生活環境を見直すことが坐骨神経痛の根本的な解決につながります。

 

 

田中薬局  ★わたしの体験談★

坐骨神経痛は本当につらいですね。

育児と家事、仕事に忙しく知らない間に無理が蓄積していたのでしょうか。まずはその痛みに閉口しました。

痛みをとるために田七人参茶を二包飲み、鎮痛剤なしで二時間くらいいけました。

それからぬるま湯のお風呂でじっくり体を温め、一日一回はほっとする時間を作りました。

そして経絡も忘れてはいけません。
鍼灸に通い、坐骨神経痛に関係する経穴に施術を行って頂きました。

平行して根本的な問題を解決するために、軟骨製剤と冠元顆粒(かんげんかりゅう)、益宝(イーパオ)を飲みました。私の場合、食養生は心得ておりますので必要な食物を積極的に摂るようにしました。

他にも活絡健歩丸(かつらくけんぽがん)という良い漢方薬もあります。

再発しやすいといわれている坐骨神経痛ですが今のところ私は元気に育児・家事・仕事に従事できています。

漢方薬は証にあっていれば確実に助けてくれる、その実感は今も変わりません。

 

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顔面神経痛(三叉神経痛)

 

田中薬局に顔面麻痺の方がご来店されました。

三児のお母様で、寒い場所で勤務されていました。

ご来店された時は、明らかに顔がゆがんだ状態でした。また体の冷えが強く、ストレスフルな環境で、それでも気丈に頑張ってしまうお母様でした。

この方は虚血(きょけつ)の状態にあり、血虚によるオ血(おけつ:血の流れが滞っている状態)でした。冠元顆粒(かんげんかりゅう)と婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)で、後頭部の痛みもすっかりとれ、笑顔が戻られて本当に良かったです。

 

顔面神経痛(三叉神経痛)

 

次に当店へご相談にこられた方は顔面神経痛の男性でした。

痛みがひどい状態で、まずは田七人参茶(でんしちにんじんちゃ)を、根本的な問題を解決するために冠元顆粒(かんげんかりゅう)と婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、水快宝(すいかいほう)、益宝(イーパオ)を使い分け、対応していきました。

顔面神経痛、医学的には三叉神経痛(さんしゃしんけいつう)といい、顔面の知覚神経である三叉神経による強い痛みが特徴の神経痛です。

顔面神経というのは顔の運動神経のことで、これが麻痺すると筋肉が動かないため顔が歪んでしまう(顔面神経麻痺という:文頭の方)のですが、これとはまた違います。

そもそも三叉神経とは、12対ある脳神経の一つで、眼神経(V1:痛む場所は額・目)、上顎神経(V2:痛む場所は上の歯・頬)、下顎神経(V3:痛む場所は下の歯・下顎)の三本に分かれています。

膨張した血管が三叉神経を圧迫したり、または炎症(多くはヘルペスウイルス)をおこしたりして激しい痛みを引き起こす三叉神経痛の原因は、多くの医療専門家にとって謎、つまり原因不明とされています。

しかし中には脳腫瘍が原因となっていることもありますので、三叉神経痛の方はMRI検査を受けると良いでしょう。

 

顔面神経痛(三叉神経痛)

 

 

中医学で考えると、三叉神経痛はオ血(血の流れが滞っている状態)が根底にあります。

オ血に至るまでには様々な要因があり、大きく6タイプに分けられます。

気虚(ききょ:元気不足)
陽虚(ようきょ:冷え)
血虚(けっきょ:血が不足)
陰虚(いんきょ:のぼせほてり)
気滞(きたい:ストレスイライラ)
痰湿(たんしつ:ヘドロが溜まった)

また、オ血は大抵、積もり積もった生活習慣や食生活などに起因しています。

漢方薬の助けを借りると同時に、生活スタイルや食生活の見直しも必要であり、きちんと改善するには相応の時間が必要なこともあります。

三叉神経痛には、鎮痛剤やカルバマゼピン(抗てんかん薬)、神経ブロック(麻酔薬)などを適応されることがよくありますが、この副作用に悩まされる方も少なくありません。

痛みが緩和されるのは一時的で、脱力感・眠気・記憶障害・顔面のこわばり・表情の歪みなど、次第に表情から笑みが消えていくのが私には耐えられません。

顔面神経麻痺や三叉神経痛にお悩みの方は、どうぞ田中薬局へご相談にいらしてみてください。

「漢方薬は苦そうで続けられるか不安」「いくらくらいかかるのか」など、ご相談は無料です。また漢方薬の試飲やあなたの体質や症状に合ったサンプルも差し上げております。

お気軽にご来店ください☆

 

[メモ]
三叉神経痛が表れやすいのは、50歳前後、男性より女性に多く、その値は2倍から3倍といわれています。 三叉神経痛は病院対応の場合一般的に、症状の寛解(一時的に良くなること)はありますが、完全に治すことは困難で、進行性のものです。

しかし漢方相談や鍼対応が多くの方に喜ばれているのも事実です。副作用の気になる方、今の治療に不安や不満のある方、是非一度田中薬局へご来店・ご相談ください。

 

 

漢方相談なら田中薬局
田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
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という方も、ご来店・ご相談お待ちしております。

 

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あなたの風邪は何色?

風邪

 

風邪

 

みなさんはどんな風邪予防をされていますか?

うがい・手洗い・マスク、
「りんごを毎朝食べる」「にんにくを食べる」「ネギや生姜を食べる」
「大根はちみつを作る」「首元と足元を温める」「湯たんぽを欠かさない」

昔からのいろいろな知恵が、風邪予防にも活かされていますね。

田中薬局中国でも健康を守るためのさまざまな習慣があります。
そのうち、欠かせないのが板藍根(ばんらんこん)です。中国の家庭の守り神として常備されているポピュラーなものです。

板藍根はアブラナ科の植物、ホソバタイセイの根です。乾燥させた根を粉末にしてお茶にして飲んだり、溶かした水でうがいをしたりします。

今では日本の漢方薬局薬店でもオリエンタルハーブとして販売しております。日本でもポピュラーになってきた板藍茶と板藍のど飴を、是非一度お試しください。

 

 

田中薬局  それでも風邪を引いてしまったら・・・?

田中薬局職場や家庭でのストレス、偏った食生活、不規則な生活リズム・・・、現代は免疫力や抵抗力が弱くなる要因がたくさんあります。

そんななか、風邪を引いてしまったら素早く漢方薬で対応しましょう!

風邪はその症状によって対応方法が異なります。

症状に合った方法で対応することで、早く元気になれますよ!

自然のちからでスッキリ!!是非実感してみてください☆

 

風邪

 

 

田中薬局
☆ 頭痛・発熱
☆ のどが赤く腫れている
☆ 鼻水や痰が黄色くねばりがある

そんな時は、熱を冷ましながら発汗を促す漢方薬、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)または涼解楽(りょうかいらく)がベスト!

 

風邪

 

 

田中薬局
☆ ゾクゾクと悪寒がする
☆ 全身が筋肉痛である
☆ 鼻水や痰が透明で水っぽい

そんな時は、体を温めて発汗を促す漢方薬、葛根湯(かっこんとう)または、体力が落ちている時にも安心して使える頂調顆粒(ちょうちょうかりゅう)がベストです。

 

風邪

 

 

田中薬局
☆ 下痢がある
☆ 吐き気、嘔吐、食欲不振を伴う
☆ 体がだるい

そんな時は、体の余分な水分を出し水分代謝を整える漢方薬、勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)&胃腸を整えるハーブ晶三仙(しょうさんせん)がベスト!

 

風邪

 

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
「子どもの急な体調変化に対応できる常備薬orサプリはある?」

という方も、ご来店・ご相談お待ちしております。

 

お気軽にお電話ください★田中薬局

 

 

熱中症を予防!

熱中症

 

熱中症を予防!

 

 

田中薬局  熱中症とは・・・

暑さ本番の8月、楽しい夏休み期間中に熱中症になる方も多くいらっしゃいます。
熱中症は、高温多湿の外気による高温障害のことで、熱疲労・熱けいれん・熱失神・熱射病などのことをいい、時に命にかかわる重大な発症でもあるので十分な注意が必要です。

 

  熱失神 熱けいれん 熱疲労 熱射病
意識 なし あり あり 緊急事態
体温 正常 正常 ~39℃ 40℃以上
皮膚 正常 正常 冷たい 高温
発汗 あり あり あり なし
その他の症状 不整脈。突然の意識消失。 けいれん。硬直。 体温は高いのに皮膚は冷たいという現象。 高度の意識障害。皮膚が乾燥する。
原因 長時間の直射日光、高温の室内にて、発汗による脱水と末端血管の拡張によって、体全体の血液の循環量が減少した結果発症。 大量の発汗後、水分のみの補給で塩分やミネラル不足により発症する。 多量の発汗に水分・塩分・ミネラル補給が追いつかず脱水症状になり発症する。 視床下部の温熱中枢まで障害され、体温調節機能が失われることにより発症する。
重症度 Ⅰ度 Ⅰ度 Ⅱ度 Ⅲ度
対応方法 輸液(ゆえき:水分、電解質などの点滴)、冷却。 経口補水塩(けいこうほすいえん:水1L/食塩3g/ブドウ糖40g)の投与。 輸液(ゆえき:水分、電解質などの点滴)、冷却。 緊急入院にて冷却。
応急対応 胃痙攣をおこすことがあるので冷たすぎるものは避け、経口補水液またはスポーツドリンクを飲ませる。但し、スポーツドリンクはナトリウム濃度が低いため、特に乳幼児には味噌汁や経口補水液がよい。

体を冷やす方法としては、涼しい場所で休ませ、霧吹きで水を全身にかけ気化熱によって冷ます方法、冷たい缶ジュースや氷などをわきの下や股下など動脈があるところを集中的に冷やす方法、うちわであおぐなどの方法がある。

汗をかいていなくても、熱がなくても、上記のように熱中症にかかっている可能性がある。躊躇せず、救急車を呼ぶことが肝要である。

 

 

田中薬局  熱中症の予防と対策に、おすすめの漢方!

熱中症を予防!

 

  汗をかくと水分といっしょに気も流れ出てしまいます  ■

中医学では、水分・塩分・ミネラルという言い方ではなく、これら体に必要な水分を 津液(しんえき)といいます。

津液(しんえき)が不足すると、体内の水分が足りない状態ですから、当然、体内のすべての仕事がうまく循環しません。

また、汗は水分とともに生命エネルギーである 気(き)も消耗してしまいます。 気(き)が不足すると「だるい」「すぐ疲れる」「不眠」「食欲不振」といった症状が表れます。よって発汗によって失われた水分と 気(き)を同時に補う必要があるのです。

潤いを補い、 気(き)も同時に補ってくれるのが麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)という漢方薬です。一部のスポーツ選手は練習中に、スポーツドリンクに麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)を溶かしたスペシャルドリンクを愛飲して、熱中症の予防に役立てているとか。

そして水分不足で濃くなった血液の流れを改善する活血化お(かっけつけお)薬、冠元顆粒(かんげんかりゅう)の存在も忘れてはいけませんね。

 

 

田中薬局手軽に準備できるスペシャルドリンクの作り方をご紹介いたします。

【材料】
・粉末のスポーツドリンク
・麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)

水1リットルに、粉末のスポーツドリンク1袋(1L用)と麦味参顆粒5袋を混ぜあわせ、よくシェイクして溶かしたら出来上がりです★

 

 

田中薬局  夏の脳梗塞にも注意!

夏は発汗によって潤いが失われ、血液濃度が濃くなる傾向があります。

血液がねばねばになり流れが悪くなると、血栓ができやすくなり、脳梗塞の危険性が高まります。

水分のみならず、塩分&ミネラル補給は夏の常識となっている昨今ですが、それでも夏の脳梗塞の発症率が低下しない現実があります。水分・塩分・ミネラル補給も大事ですが、それだけでは不十分ということです。

まず、余分な熱を排出してくれるスイカや冬瓜、トマト、きゅうり、なす(※夏野菜は体を冷やすので冷え性の方は避ける)、血液をサラサラにする玉ねぎ、ラッキョウ、納豆、あじ、いわし、といった食材を活用すること、そして食事で補いきれない部分は漢方薬が強い味方になってくれます。

田中薬局では、あなたの体質にあった食事アドバイスもしております。お気軽にご来店ください★

 

 

漢方相談なら田中薬局田中薬局では漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。

「自分の生活スタイルにはどの漢方薬が必要なの?」
「子どもの急な体調変化に対応できる常備薬orサプリはある?」

という方も、ご来店・ご相談お待ちしております。

 

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漢方でダイエット!!

漢方でダイエット

 

ダイエット

 

梅雨明けが発表されはじめると、夏の到来がすぐそこまで!山に海に夏休みの楽しみはいっぱいです。

だけどちょっと待って。
寒い季節にカクレテいた太ももや二の腕は大丈夫??

「今年こそなんとかしなければ・・・」

そう思った今がはじめどきです。

今こそ、漢方でからだの中から美しいボディを手にいれるチャンスかも!

中医学的ダイエットは、単純にやせるだけでなく「太りやすい体質の改善」も目的とします。

また「冷えのある方は冷えのないからだに」「生理痛のある方は鎮痛剤のいらない生活に」「だるくて疲れやすい方はイキイキと元気な毎日に」というケースがほとんどなので、今までお困りの症状も同時に改善できるチャンスでもあります♪

今年こそ!はじめてみませんか?

 

 

田中薬局  からだの中からキレイにする為のポイント

田中薬局中医学では美しい体には、気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)のバランスが重要と考えます。

◆ 気(き)・・・生命活動を担うエネルギー

◆ 血(けつ)・・・栄養と酸素を運び、不要なものを排除する血液

◆ 津液(しんえき)・・・血以外の体の水分で、体を滋養し潤し、不要なものを排除する

これらいずれか、または複数の過不足によりバランスが崩れると、太りやすい体質をつくることになり、冷えや肩こり・関節痛・頭痛・生理痛といった痛みや、やる気がでない・疲れやすい・イライラする・怒りやすい、動悸・息切れ、便秘、といった症状につながります。

 

田中薬局◆ 気(き)が足りない状態気虚(ききょ)
顔色が悪く、何もやる気が起こらない、胃腸が弱い、といった症状は気が不足している時の症状です。

◆ 気(き)の流れが悪い状態気滞(きたい)
肌がカサカサして化粧のりが悪い、胸がつかえる、不眠、といった症状は気の流れが滞っている時の症状です。

気虚・気滞、いずれも長期化すると細胞が活力を失い、早めの老化やたるみ・ボディラインの崩れなどを引き起こします。

◆ 血(けつ)が足りない状態 血虚(けっきょ)
肌が乾燥してかゆい、髪のコシつやがない、疲れやすい、貧血、といった症状は血が不足している時に表れます。

◆ 血(けつ)の流れが悪い状態 お血(おけつ)
にきび・吹き出物・くすみ・しみ・目の下のくま、肩こり・頭痛・生理痛、といった症状は血の流れが滞っている時に表れます。

血の異常は表面的なものだけでなく、内面下でも深刻な問題を引き起こします。血の働きは気の働きにも影響され、代謝の悪い体をつくり、やがて大病のもとをつくってしまいますので、早めのケアが重要です。

◆ 津液(しんえき)が足りない状態津き(しんき)または陰虚(いんきょ)
手のひらや足裏のほてり、微熱、寝汗、不眠、多夢といった症状は、体を潤す水分が足りていない時の症状です。

◆ 津液(しんえき)の流れが悪い状態痰湿(たんしつ)
体が重だるい、むくみ、太る、痰やつばがよくでる、胃がぽちゃぽちゃする、といった症状は、体液の流れが滞っている時の症状です。

体液の異常は、熱や汗のかきすぎなどで津液を大量に消耗したり、食生活の乱れによることが多いです。お肌はたるみ、アレルギー症状が出たり、関節痛・リウマチなどにつながります。

 

 

田中薬局  健康ダイエットスープ

まずは自分の体で、気・血・津液のどこにトラブルがあるのかを知ることが大切です。

そして、自分の体質にあったダイエット方法を考え、対応していくことが無理のない、健康になるためのダイエット方法といえます。体重は減ったけど、おなかや二の腕の皮が余ってたぷたぷしていたり、しみ・しわ・くすみ・白髪が増えたら、美しくなるためのダイエットが台無しですものね。

ここでどんなタイプの方へも適応できる、おすすめのスープレシピをご紹介します。
(※食物アレルギーのある方は、専門スタッフにご相談ください)

 

健康ダイエットスープ  健康ダイエットスープ  
 
【材料】(3人前)
・冬瓜(または大根)・・・50g
・こんにゃく・・・200g
・乾燥きざみ昆布・・・10g
・山芋・・・50g
・なめこ・・・100g
・煮干・・・10本
・にんにく・・・1片
・しょうゆ、酒、みりん・・・各大さじ3
 
 
  つくりかた  

1.鍋に水4カップを入れて、きざみ昆布を入れておく
2.煮干の頭とはらわたをとり、1.に加えて10分おく
3.冬瓜(または大根)と山芋は皮をむき短冊きりにする
4.こんにゃくは食べやすい大きさに切る
5.2.の鍋を火をかけ、沸騰したら3.4.となめこを加えてフタをして10分煮る(あくがでたらとりましょう)
6.具材に火がとおったら、にんにくをすって加えて、しょうゆ・酒・みりんを加えてひと煮たちしたら完成

 
 
  食べかた  
夕食をこのスープと、きんぴらやお煮しめなどの野菜おかず(湯豆腐などもOK)にすると、まず便通が変わってきます。

冬瓜・大根・こんにゃく・昆布・なめこは、体内の余分な水分や老廃物を排出する食材として知られています。山芋は気を補う食べものとして非常にポピュラーです。

体内のいらないものをどんどん排出して、消化器系を活性化させることで、栄養素を十分に取り込み、エネルギー代謝効率の良いからだを作っていこうということです。

夕食をこのスープだけにするなら、食べたいだけ食べてもOKです。まずは1週間お試しください!!

 

 

田中薬局  羊も痩せる三爽茶って何?

三爽茶三爽茶(さんそうちゃ)は、柳茶(りゅうちゃ)というバラ科の植物を主原料に、現代人の健康をサポートするお茶です。

柳茶(りゅうちゃ)は、チベットの民間では、その枝や葉を利用し、お茶として飲用して、健康維持に役立ててきました。

柳茶(りゅうちゃ)蓮の葉、スギナ、シベリア人参の三つの植物を加えることにより、それぞれの特徴をより引き出します。

柳茶(りゅうちゃ)は、学名を窄葉鮮卑花と言い、青海省、甘粛省、四川省、雲南省等の標高3 0 0 0 ~ 4 0 0 0 m の潅木叢や砂利原に分布する植物です。

柳茶(りゅうちゃ)の枝や葉ははチベットの少数民族の間では、消化不良や胃痛に使われ、常用すると体を丈夫にすると言われており、また「家畜が食べたところ肉の脂分が落ちて痩せてしまった」という言い伝えがあります。

 

 

田中薬局  マイクロダイエット

マイクロダイエット20年間の販売実績をもっているマイクロダイエットは、ドリンク1杯ナント170kcal!

この1杯に栄養素は約50種類、香料はほとんど使用せず、天然素材にこだわった栄養補助食品です。

ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンD・ビタミンEなどのビタミン類やカリウム・マグネシウム・鉄・養酸など、普段の食事でも完璧に摂ることがなかなか難しい栄養素を、それぞれ最適に働くことにこだわって配合しています。

とにかく時間がない!早めに結果を出したい!という方には特にオススメですが、プラス中医学の知恵を活用してリバウンドのない体質改善をしていくことが一番最適なダイエットといえるでしょう。

 

 

田中薬局  坂元のくろず

もうひとつオススメしたいのが坂元のくろずです。

黒酢が健康に良いことは周知のとおりですが、是非その品質に目を向けて頂きたいと思います。

坂元のくろず坂元のくろずは、年間を通して温暖な鹿児島県霧島市福山町で作られています。 黒酢造りに最適な気候風土で、薩摩藩主島津の殿様に献上していた名水(姶良カルデラのシラス台地の地下水)で仕込まれています。

くろずの原料は蒸し米・米麹(こめこうじ)・地下水の3つだけです。

坂元のくろず

坂元のくろずが他の黒酢と違う点は、100%天然原料で作られているということ、 そして、アラニン・グルタミン酸・グリシン・プロリン・アスパラギン酸・シスチン・バリン・ロイシン・イソロイシン・スレオニン・リジン・フェニルアラニン・メチオニン・セリンなど多くのアミノ酸が含まれていること、さらに、くろずにはアミノ酸が数種類以上結合している“ペプチド”も含まれています。

くろずは、私たちの体にとって大切なアミノ酸をじつに豊富に含んでいる食品なのです。

このほかにも、有機酸成分として、主成分の酢酸の他に、乳酸、ピログルタミン酸、コハク酸、グルコン酸なども多数含まれています。これらの有機酸がくろず特有の香味、さわやかな酸味を作りだしています。

 

 

漢方相談なら田中薬局★漢方薬は医薬品です★
服用の際は必ず専門スタッフにご相談ください。
また、服用に際してわからないこと、不安なこと、お困りのことなどがございましたら、お気軽に田中薬局にご相談ください。

 

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不安で眠れない・・・

不眠症

 

不眠症

 

「最近、眠れないんです」

「なんだか常に体が揺れている感じがするんです、ちょっと気持ち悪くて・・・」

田中薬局では最近こんなご相談が増えています。

春は万物が生まれ変わる時期で、人間は冬に蓄えられた陽気が体表に向かい、不安定な状態となります。

ホルモンバランスの乱れ、生活環境の変化、更に今年は震災から始まって、余震のみならず、計画停電もしくは電力不足への懸念、原発事故による放射能汚染、物資の不足、経済不安、雇用不安、不安材料は山ほどあります。

不安感をそのままにしておくと、不眠・耳鳴り・めまい・動悸といった症状へつながることもあります。

「何もやる気がでない」「眠れない」・・・

これらは「活動するための神経」と「リラックスするための神経」のバランスの崩れ  →  「自律神経の乱れ」が原因なのです。自律神経が正常に働いていくためには血液がサラサラに流れていて、滞りなく全身を循環し、栄養と酸素を体の隅々まで送らなくてはなりません。

是非このページを参考にして、不安感を溜め込まないよう、ぐっすりと眠れるようにしていきましょう。

 

 

田中薬局

食べものにはそれぞれの作用があり、食べることは薬を飲むことと同じ位大切です。

それぞれの症状にあった食べものを上手に取り入れましょう。また控えるべきものは控えて、体調を整えましょう。

 

   不安・心配・のぼせ・めまいにオススメの食べもの

鶏のハツ・まぐろ・ひらめ・こんぶ・レタス・アスパラガス・セロリ・トマト・苦瓜・ピーマン・桃・イチゴ・はすの実・竜眼肉・ローズヒップ・ジャスミン、など

 

   イライラ・ストレス・躁鬱にオススメの食べもの

牛肉・鶏レバー・アサリ・キャベツ・セロリ・春菊・ちんげんさい・玉ねぎ・紫蘇・ぶどう・金柑・干し椎茸・酢・カモミール・ミント、など

 

   控えるもの

紅茶・緑茶・コーヒー・コーラなどカフェインの多いもの、清涼飲料水、刺激の強いもの、食品添加物、化学調味料、砂糖、動物性脂肪、など

また、食事は腹八分目が良いです。規則正しく決まった時間に食事を摂りましょう。

 

 

田中薬局

おすすめのつぼは【内関】【失眠】という2つのつぼです。

いずれも左右両方(右腕・左腕、右足裏・左足裏)にありますが、ぐっと押した時に痛みの感じる方を重点的に行うと良いです。

気持ちがいいと感じるくらいの強さで、気分が悪くなる場合は控えましょう。

 

内関

 

失眠

 

 

 

 

田中薬局

眠る前の習慣を、ちょっとだけ工夫するだけで改善するケースも多くあります。あなたの生活習慣に是非取り入れてみてください。

田中薬局  まず夕食ですが、就寝3時間前までに済ませておきましょう。胃が活動中には寝付きにくく、胃の消化活動に血が集中するため、眠りは浅くなります。

 

田中薬局  毎日23時までには就寝しましょう。眠れなくてもベッドに入る習慣をつけましょう。足元を温めるのは効果的です。半身浴や足浴で温まったら、すぐにお布団に入りましょう。

 

田中薬局  寝る前に脳を活性化させる本やテレビは厳禁です。リラックスできる落ち着いた音楽を聴く、ホットミルクや温かいハーブティーなどで体を温め、心を休めましょう。

 

田中薬局  日中は体を動かすようにしましょう。頭脳プレーのお仕事の方は特に脳と体のバランスが崩れやすく不眠になる方が多いです。会社帰りにジムやプールへ通う、帰宅時に一駅分歩く、帰宅後にストレッチをする、など、脳が働いた分、毎日体も動かしてみましょう。

 

田中薬局  リラックスにも就寝前のストレッチはオススメです。ゆっくり深呼吸をしながら体を伸ばして気血の流れをスムーズに。むくみ解消にも!

 

 

 

田中薬局

■ 代表的な漢方薬
・冠元顆粒(かんげんかりゅう)
・天王補心丹(てんのうほしんたん)
・酸棗仁湯顆粒(さんそうにんとうかりゅう)
・温胆湯エキス顆粒(うんたんとう)
・帰脾湯(きひとう)
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
・抑肝散(よくかんさん)
・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
・シベリア人参茶

その方の症状や状態によって使う漢方薬が違ってきます。

田中薬局では、漢方薬の試飲もできるほか、あなたの症状や状態にあったサンプルを差し上げています。ご来店・ご相談お待ちしております。

 

 

イスクラ天王補心丹
てんのうほしんたん

[第2類医薬品]

イスクラ天王補心丹

イスクラ温胆湯エキス顆粒
うんたんとう

[第2類医薬品]

イスクラ温胆湯エキス顆粒

イスクラ酸棗仁湯顆粒
さんそうにんとうかりゅう

[第2類医薬品]

イスクラ酸棗仁湯顆粒

 

 

漢方相談なら田中薬局★漢方薬は医薬品です★
服用の際は必ず専門スタッフにご相談ください。
また、服用に際してわからないこと、不安なこと、お困りのことなどがございましたら、お気軽に田中薬局にご相談ください。

 

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花粉症★対策室

花粉症

 

花粉症

 

さて、花粉症をお持ちの方は症状が出る1ヶ月前からの対策が有効といわれています。

もし対策が間に合わなかったり、去年までは症状がなかったのに、という方でもあきらめずに!また、今の薬ではだるくなったり眠くなって困る!という方は是非田中薬局へご相談ください。
(★眠くならないお薬もあります★)

花粉症対策に絶対はずせないのが、補気薬である黄耆(おうぎ)をメインに、脾の働きを助ける白朮(びゃくじゅつ)と、風邪(ふうじゃ)の侵入を阻止する防風(ぼうふう)のトリプル黄金コンビ、衛益顆粒(えいえきかりゅう)です☆ (玉屏風散ぎょくへいふうさんという処方です)

中医学ではその方の症状と体質にあわせて風熱タイプ風寒タイプに分けて考えますが、実際の服用の際には専門スタッフにご相談ください。

 

 

一時的な症状の抑制プラス体質の改善を!

花粉症

 

 

田中薬局  風熱タイプ

  鼻水が粘っこく、よく鼻がつまる
  のどが痛い、痒い、イガイガする
  皮ふ表面や内側に痒みを感じる
  目が充血している
  のどが渇きやすい

 
田中薬局

黄色くねばねばした鼻水や痰、鼻づまりもひどい風熱タイプは、体の余分な熱と炎症をとり、かゆみを抑える対策を! 鼻淵丸(びえんがん)天津感冒片(てんしんかんぼうへん)がオススメ!

目の充血・かゆみには香菊花(しゃんきくか)や目薬をプラスオン!

 

花粉症

 

 

田中薬局  風寒タイプ

  無色透明の鼻水で量が多い
  寒気、悪寒がする
  のどの痛み、目の充血はない
  くしゃみが多い
  冷え症で元気がない

 
田中薬局

涙がでてもサラサラした涙、目やにも少なく、粘り気のない無色透明の鼻水や痰の風寒タイプは、体を温め、体内の異常な水分を取り除く必要があります。

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)で乗り切りましょう!

 

花粉症

 

 

同じ環境なのに、アレルギーになる人とならない人がいます。花粉症もなる人とならない人がいます。

この違いを中医学では【衛気(えき)】の違いととらえます。今ある症状を緩和させるのはとても大切な事ですが、それだけではなくそもそも花粉症になる人をならないようにしていく事が本来の目的だといえます。

衛気(えき)を高める=花粉症体質だけでなく、風邪やインフルエンザ、その他のアレルギー体質も改善することになります。

是非一度、当店の専門スタッフまでお気軽にご相談ください。

 

 

タウロミン
[第2類医薬品]

タウロミン

イーパオ・心沙棘
[健康食品]

小青竜湯エキス(細粒)

五行草茶・晶三仙
[健康食品]

五行草茶・晶三仙

 

漢方薬にも、長く服用して根本的に解決するものと、その時の症状に応じた即効性のあるものとあります。

花粉症対策には漢方薬の他に点眼薬やサプリメントをおすすめする場合もあります。

花粉症の症状は刻変化しますので、大事なのはその方の体質や症状に合っているかどうか、です。

その方の体質や症状や状況にあわせて、ビタミンCとフラボノイドをたっぷり含んだ心沙棘(しんさーじ)や、アミノ酸・たんぱく質をバランスよく含んだイーパオ(益宝)、お肌には五行草(ごぎょうそう)、胃腸が弱い方には晶三仙(しょうさんせん)、虚弱体質な方には双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)などなど。

キチンと対応し、キッチリさよなら、花粉症にならない自分を目指しましょう!

 

漢方相談なら田中薬局★漢方薬は医薬品です★
服用の際は必ず専門スタッフにご相談ください。
また、服用に際してわからないこと、不安なこと、お困りのことなどがございましたら、お気軽に田中薬局にご相談ください。

 

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